東京都中野区の東中野駅周辺で慢性肝炎にお悩みの方へ

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どんな病気?

慢性肝炎とは、慢性的に肝臓に炎症を生じる疾患で肝炎が6か月以上持続していると慢性肝炎と診断されます。
肝臓にリンパ球が集まることで炎症が起こり、これが原因で肝細胞が慢性的に壊れてしまう病気です。
慢性肝炎には特有の症状はありませんがたまにだるさや食欲不審、疲労などが見られます。
慢性肝炎が持続すると肝硬変や肝不全になってしまいます。
慢性肝炎の主な原因は、アルコール摂取によるアルコール性肝炎、メタボによる脂肪肝から起こるNASH(非アルコール性脂肪肝炎)、ウイルス感染によるウイルス性肝炎があります。
血液などを通して感染したB型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスによって引き起こされます。

診断方法

肝機能を調べるための血液検査を行い、B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスの感染を確かめます。
そのほかには飲酒量の確認や肝臓の状態を調べるためのエコー検査、CT検査といった画像検査を行います。

治療方法

主な治療方法は肝炎ウイルスに対する薬物療法で、抗ウイルス薬によって肝炎ウイルスを排除することで炎症を抑えます。
抗ウイルス薬が効かない場合や使えない場合は、肝細胞が壊れるのを抑える薬を内服もしくは注射で投与する肝庇護療法を行います。
NASHに対しては、減量が第一選択となりますが、チアゾリジン誘導体やフィブラートによる治療や体内の鉄の量を減らす瀉血療法も検討されています。