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睡眠時無呼吸症候群

中野区で睡眠時無呼吸症候群の名医に見てもらいたい方へ

2024.06.16

睡眠・睡眠時無呼吸症候群の専門医の数は決して日本に多いとは言えません。そんな中で治療する医療機関を選ぶ場合は、日本睡眠学会の睡眠専門医が在籍していることが一つの指標となります。この記事では、睡眠時無呼吸症候群の概要や治療費について解説したうえで、中野区で睡眠専門の名医がいる「いたや内科クリニック」について紹介します。

中野区で睡眠時無呼吸症候群の名医に見てもらいたい方へ|はじめに
中野区で睡眠時無呼吸症候群の名医に見てもらいたい方へ|睡眠時無呼吸症候群はどんな病気?
中野区で睡眠時無呼吸症候群の名医に見てもらいたい方へ|検査・治療法と費用について
中野区で睡眠時無呼吸症候群の名医に見てもらいたい方へ|睡眠専門医とは?
中野区で睡眠時無呼吸症候群の名医に見てもらいたい方へ|いたや内科クリニックについて
中野区で睡眠時無呼吸症候群の名医に見てもらいたい方へ|まとめ

中野区で睡眠時無呼吸症候群の名医に見てもらいたい方へ|はじめに

メディアなどでも取り上げられる機会が多くなり、睡眠時無呼吸症候群やその治療法は一般的になりつつあります。

それでも実際になってみないとわからない部分は多く、治療するとなるとどの程度費用がかかるのか不安な方もいることでしょう。

この記事では、睡眠時無呼吸症候群の症状や原因、検査・治療方法、費用について解説したうえで、日本睡眠学会や睡眠専門医について、また中野区にある「いたや内科クリニック」について紹介します。

睡眠時無呼吸症候群について詳しく知りたいという方はぜひご覧ください。

なお今回は取り上げませんが、喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)といった呼吸器系の疾患について詳しく知りたい方はこちらの記事などを参考にしてみてください。

中野区で睡眠時無呼吸症候群の名医に見てもらいたい方へ|睡眠時無呼吸症候群はどんな病気?

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に無呼吸状態(10秒以上に渡って空気の流れが止まった状態)が何度も繰り返される症状です。

一晩(7時間程度の睡眠を想定)に30回以上、あるいは1時間に5回以上繰り返されると睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いと判断されます。

発症する男女比はやや男性の方が多いものの大差はなく、また肥満体質との関連性は深いですが、痩せている人でも発症する可能性があります。

肥満の場合は首や喉・舌などについた脂肪によって気道を圧迫して無呼吸が生じますが、痩せていても、扁桃が肥大している、舌が大きい、あごが後退している、あごが小さい、歯並びが悪いという身体的特徴がある場合も気道を塞ぐ原因になり得るためです。

特に日本人はあごが小さいことが睡眠時無呼吸症候群の原因となることが多いと言われています。

また男女比はないものの、男性は40歳~50歳代で、女性は閉経後に多く見られる傾向にあります。

なお無呼吸となる理由は「閉塞性」と「中枢性」の2パターンがあります。

閉塞性では、喉の筋肉がリラックスして舌が筋弛緩することで気道が塞がってしまい無呼吸状態となります。

一方の中枢性では、脳から呼吸の制御をするための適切な信号が送られなくなってしまうことで無呼吸状態となります。

治療の際には、閉塞性・中枢性の状態を誘発する根本原因を取り除かなければなりません。

続いて睡眠時無呼吸症候群によって起こる日中の症状ですが、睡眠によって十分な休息がとれないことによって様々なものが現れます。

代表的な症状としては、起床時の喉の渇きや頭痛、体の重さ、すっきり目覚められないといったものがあります。

強い眠気に襲われる、常にだるさ・倦怠感がある、集中力が続かない、すぐに疲れるといった症状も睡眠時無呼吸症候群が原因である可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群のドライバーよる交通事故は日々ニュースで取り上げられるような社会問題にもなっているため、各々が症状を自覚した際に早めに医療機関を受診することが重要です。

睡眠時無呼吸症候群の患者は、健常な人よりも交通事故を起こす可能性が7倍程多いという調査結果もあります。

ただし日中に自覚症状がほとんど現れない方もいることもあわせて覚えておきましょう。

また、睡眠時無呼吸症候群には危険な合併症があります。

考えられる合併症としては高血圧、心筋梗塞・狭心症・心不全・不整脈といった心血管疾患、糖尿病、脳卒中などの脳疾患、メタボリックシンドロームが挙げられます。

特に高血圧に関しては、睡眠時無呼吸症候群の50%が合併しているというデータもあります。

子供が発症した場合は、発育障害に繋がる可能性もあるほか、慢性腎臓病、動脈硬化、心臓突然死、認知症、うつ病、ED(勃起障害)というようにあらゆる方面の合併が起こる可能性があります。

寝ている間の症状についてはなかなか自覚しづらいものです。

もし家族やパートナーがいる場合は、以下のような点について注意深く確認してもらうことが大切です。

イビキをかいているか、そのイビキが途中で止まってしばらくすると窒息するような様子を見せたり大きく息を吸い込んだりして再開するか、呼吸が止まっていないか、呼吸の乱れや息苦しい様子、むせるといった症状を繰り返していないか、寝汗をかいていないかという点です。

最近はいびきや寝言の検知であれば、1人でも確認することが可能です。こちらで紹介されているスマートフォン用アプリの利用を検討してみてください。

中野区で睡眠時無呼吸症候群の名医に見てもらいたい方へ|検査・治療法と費用について

まず検査は、問診や睡眠尺度評価(ESS)から開始されることが多いです。

睡眠尺度評価(ESS:Epworth sleepiness scale)とは、普段の睡眠に異常がないかを点数で評価するもので、24点中11点異常になると睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いと判断されます。

続いて簡易検査(スクリーニング検査)がおこなわれます。

簡易検査ではパルスオキシメータをつけて自宅でいつも通りの睡眠をとり、酸素低下の症状があるかどうかを確認します。

簡易無呼吸検査という方法が採られる場合もありますが、測定されるものに大差はありません。ただし、次に紹介する精密検査同様にAHIを測定できます。

簡易検査でも睡眠時無呼吸症候群の症状が強く出た場合は、精密検査に進みます。

最終段階の精密検査では「ポリソムノグラフィ(PSG)」という方法が採られます。

様々な機器睡眠時を取り付けて睡眠時の酸素量の変化や心拍数の変化を総合的に調べるため、入院しておこなわれることが多いです。

睡眠時における1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数を無呼吸低呼吸指数(AHI)を測るのか、脳波や呼吸、血液中の酸素を測定します。

筋電図や心電図を調べることもあります。

AHIは5未満が正常、5~15が軽症、15~30が中等症、30以上が重症と判断されます。

続いて治療法ですが、基本的に対処療法と根本療法の2軸で進められます。

対処療法としてはCPAP(連続陽圧呼吸療法)が有名です。

鼻を覆うマスクを付け、そこに軌道へ空気を送るチューブと付けて無呼吸状態を防ぎます。

長期間続けることが基本となりますが、副作用・合併症はほとんど出ず、自宅で簡単に続けられます。

マウスピース(口腔内装置)も対処療法の一つです。

マウスピースを付けると顎が前に出て、舌が落ちることによる気道の閉塞を防げます。

CPAPと比べて器具が小さいので持ち運びしやすいものの、重症の場合は効果がありません。

また、形状が自分に合わないと効果も出づらくなるため、歯科などで自分にあったものを作ってもらうこともあります。

手術によって治療する方法もあります。

手術は、扁桃を切除して喉を広げる「口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)」と、レーザーを使って喉の周りを焼き切り喉を広げる「レーザー口蓋垂軟口蓋形成術(LAUP)」という術式があります。

対処療法は、無呼吸状態を引き起こす根本原因を取り除くということになるため、方法は多数あります。

例えば肥満や飲酒・喫煙が原因であれば生活習慣や食生活の改善、禁酒・禁煙が治療になります。

身体的な特徴が原因であれば寝ている時の姿勢を変えたり、口呼吸する癖がある場合は鼻呼吸するように意識する、手術によって物理的に形状を変えるという方法も考えられます。

また、他の病気・疾患が睡眠時無呼吸症候群を引き起こしている場合は病気の完治を目指します。

検査・治療費について

費用は医療機関によって多少差異がありますが、今回調べてみたところ簡易検査で3,000円前後、精密検査で10,000〜30,000円となっています。

精密検査においては1泊が必要となるため、医療機関によっては検査ではなく入院扱いになる場合があり、その場合は高くなる可能性があります。

治療に関しては、CPAPの場合で月4、5,000円程、マウスピースの場合は作る時に10,000〜20,000円程となっていました。

手術の場合は30,000〜70,000円程度でした。

以上より、検査・治療合わせて10万円ほどかかると見積もっておくと良いでしょう。

ただし、その他に通院費や、根本原因となる病気の治療が必要な場合はその分の費用などがかかることも忘れないでください。

また、これらは全て保険が適用された場合の費用です。

睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は基本的に保険が適用されますが、何らかの理由で適用されない場合はさらに多くの金額がかかります。

もし医療機関に行く前に自分で簡単に確認したいという方はこちらのセルフチェックなどを試してみてください。

中野区で睡眠時無呼吸症候群の名医に見てもらいたい方へ|睡眠専門医とは?

睡眠専門医は、日本睡眠学会に認定された場合に名乗ることができます。

日本睡眠学会は1973年に睡眠研究会として発足し、1977年に日本睡眠学会、2009年に一般社団法人日本睡眠学会へ移行しました。

学会は、生理学、生物学、臨床医学、臨床検査学、心理学、工学、看護学、公衆衛生・疫学といった様々な分野の会員を集めて睡眠について学び続け、現在は4,000名ほどの会員が在籍しています。

睡眠研究は記録に残っているものでは1926年が一番初めであり、本格的に研究が開始されたのは1949年頃とされています。

1953年に「レム睡眠」という現象が発見されたことにより研究は飛躍的に進み、1990年代に入るとIT技術が進歩したことで睡眠中の脳血流量の画像研究ができるようになりました。

このことにより徐々に診断方法や治療法も確立されてきましたが、いまだに適切な睡眠がとれていないことによる交通事故などの社会生活上の弊害についてニュースで取り上げられているのが現状です。

このような中で日本睡眠学会は、睡眠学の推進、専門医・専門歯科医制度や専門検査技師制度の整備、保険医療費適正化への働きかけを継続しています。

睡眠学会国際連合や米国国際睡眠医学会といった世界の各学会との連携もして国際会議の開催や参加をし、現在は欧米やアジア地区との国際交流も視野に入れています。

睡眠専門医とは?

日本睡眠学会で定められた条件を満たした場合に認定される制度で、認定されると学会のホームページ上でも睡眠医療認定一覧として掲載されます。

具体的には「日本睡眠学会総合専門医・日本睡眠学会歯科専門医・日本睡眠学会専門検査技師・日本睡眠学会専門心理師」「日本睡眠学会指導医」「日本睡眠学会専門医療機関、日本睡眠学会登録医療機関」の3つに大きく分類され、それぞれに認定基準が異なります。

睡眠専門医に認定される条件は、医師免許取得から6年間以上、日本睡眠学会会員となってからの3年間以上、日本睡眠学会専門医の指導の下で睡眠医療に関する臨床経験を2年間以上経験、筆記・実地試験・面接試験への合格となっています。

睡眠専門医の数は2024年の時点でそう多くはないですが、専門医がいるクリニックではより適切な診断やアドバイス、最新の治療を受けられる可能性が高いので、睡眠時無呼吸症候群で悩んでいる方にはおすすめと言えます。

日本睡眠学会の公式ホームページはこちらです。

中野区で睡眠時無呼吸症候群の名医に見てもらいたい方へ|いたや内科クリニックについて

日本では数少ない睡眠学会認定の睡眠専門医がいるクリニックです。

専門医がいるため、睡眠時無呼吸症候群に関してより適切な診断や治療、アドバイスを受けられます。

睡眠時無呼吸症候群に関しては、診察を経て、簡易検査から最終的な精密検査であるポリソムノグラフィーまで施行可能です。

また必要に応じてCPAP治療にも対応しており、歯科との連携による口腔内装置のご紹介もおこなっています。

診療時間は、月〜金曜日が9:00〜12:00と14:00〜18:00、土曜日は9:00〜14:00、水曜、日曜、祝日休診、予約不要で当日の受診も可能となっています。

東中野エリアにあり、JR総武線東中野駅、都営大江戸線東中野駅A2出口よりそれぞれ徒歩2分の場所にあるので交通の便も良いクリニックです。

いたや内科クリニック

中野区で睡眠時無呼吸症候群の名医に見てもらいたい方へ|まとめ

最後にこの記事をまとめます。

  • 睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に無呼吸が繰り返される病気
  • 検査費・治療費あわせて10万円ほどかかる可能性がある
  • いたや内科クリニックには日本睡眠学会認定の睡眠専門医がいる

なお、その他に名医のいる中野区の医療機関を探したい場合は、以下のようなサイトを参考にしてみてください。

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