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東中野でコロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介

2024.09.07

2020年から3年以上にわたって世界中で猛威を振るった新型コロナウイルスは、ようやく収束傾向に向かってますが決して根絶したわけではありません。この記事では今一度、新型コロナウイルスの症状や予防法・検査方法・治療方法について振り返ったうえで、東中野周辺で治療を受けられる病院を紹介していきます。

東中野でコロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介|はじめに
東中野でコロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介|コロナによる症状
東中野でコロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介|コロナを予防するには
東中野でコロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介|検査方法と治療法について
東中野でコロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介|5類感染症への移行後のコロナの動向は?
東中野でコロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介|東中野エリアでコロナの検査・治療に対応している病院
東中野でコロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介|まとめ

東中野でコロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介|はじめに

新型コロナウイルスは、未知のウイルスとして2020年から世界中で猛威を振るい人々の生活を変容させるほどの影響を与えました

そんな新型コロナは2023年に入ってからは落ち着き始め、この記事を執筆している2024年9月現在ではニュースで取り上げられることはほとんどなく、消毒などの対策をしている場所も限られてきました。

しかし人類は新型コロナウイルスを克服したわけではありません。

過去にWHOで天然痘ウイルスの世界根絶が宣言(1980年5月)されたことがありますが、新型コロナウイルスはいまだその状態には至っておらず、日本国内でも季節によって感染者数が上下する状況が続いています。

そのため、かつての流行時ほどではないものの可能な限り対策をおこない、コロナの予防法や症状については知識を保持しておく必要があります。

この記事では、新型コロナウイルスに感染した場合に起こる可能性のある症状や予防法、検査方法、治療法について、また2023年5月8日の第5類感染症への移行後のコロナに対する動向を紹介します。

なお、厚生労働省のサイトでも移行後の対応についてまとめたページがあったので、あわせてこちらもご覧ください。

東中野でコロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介|コロナによる症状

すでに新型コロナウイルスに感染した際の症状を忘れてしまった人もいるかもしれませんが、主なものとしては、発熱、喉の痛み、咳、頭痛、下痢・腹痛が挙げられます。

また、特徴的なのが味覚や嗅覚の障害です。これが似た症状が出る風邪やインフルエンザと見分ける症状の一つとも言えます。

コロナはウイルスの形を変えながら第○波と言われるように何度も流行の上下を繰り返してきましたが、2023年の第9波や2024年の第10波で流行したウイルスに感染した人の中には、喉の違和感や痛みを感じる人が多い傾向にありました。

新型コロナは症状の重さによって治療法が異なりますが、その程度を決めるのは咳の頻度や熱の高さではありません。

端的に言うと、決め手となるのは呼吸器症状や肺炎の症状の有無です。

咳や熱はあるものの息苦しさなどがない場合は、たとえ高熱が出ていたとしても軽症に分類されます。

息苦しさや肺炎の所見が見られる場合、血液中の酸素量が一定基準より低下している場合に中等症と診断されます。

さらに肺炎の症状が悪化し、自力での呼吸が難しい状態は重症とされます。

なお、中等症にもⅠ、Ⅱがあり、中等症Ⅱの状態では自力での呼吸が困難になっている場合もあります。

新型コロナの症状レベルについては、こちらの記事を参考にしています。

東中野でコロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介|コロナを予防するには

風邪・インフルエンザ・コロナはいずれも基本的な予防法が同じです。

流行時は3密(密閉・密集・密接)を避ける、外出時はマスクを着用する、外から戻ってきた際は手洗い・うがいを欠かさずするなどです。

また、普段から規則正しい生活やバランスの良い食生活、適度な運動を心がけて免疫を高め、健康なからだづくりをすることも重要です。

第5類感染症への移行後の対策は個人の判断に委ねられているため、重症化リスクのある方や、特に感染に注意しなければいけない場所に行く場合の判断は自身で慎重におこなう必要があります。

なおコロナワクチンは取り扱っている医療機関に違いがあり、また費用の自己負担が発生するようになっているので、メリット・デメリットを把握したうえで接種を検討しましょう。

詳細な予防法については、こちらの記事でも紹介されていたのであわせてご覧ください。

東中野でコロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介|検査方法と治療法について

新型コロナの流行時は医療機関のほか、臨時施設などを設けてPCR検査・抗原検査が実施されていたのを記憶していることも多いことでしょう。

PCR検査と抗原検査はどちらも感染有無を調べるものですが、PCR検査は少ないウイルス量で検出ができる一方、抗原検査では一定以上のウイルス量が必要となります。

検査結果は抗原検査の方が早く、インフルエンザの検査にもこちらの方法が採られることが多いです。

最近は検査キットが薬局やドラッグストアで売られているため、それらを購入して自分で検査することができます。

様々な商品がありますが、研究用ではなく国の承認を受けているキットを購入することをおすすめします。もしわからない場合は、薬剤師などに聞いてみましょう。

治療について

新型コロナ流行後しばらくはウイルスに直接作用する治療薬が開発されず、開発されても承認に時間がかかりました。

その間は、感染者の徹底的な隔離が実施されました。

治療においては、重症度によって入院などを適用しながらの対処療法がメインとなっていました。

2024年9月の時点ではさまざまな治療薬が出ており、症状の程度によって使い分けられるようになっています。

なお、軽症の場合は風邪などと同様に、自宅での安静・療養が基本となり、対処療法として解熱鎮痛剤や咳止めが処方されることが多いです。

重症化が懸念される人には、軽症の段階であっても中和抗体薬や抗ウイルス薬が処方されることもあります。

中等症以上となった場合は入院して酸素を鼻・口から補ったり、さらに症状が重くなった場合は人工呼吸器の利用や、体外式膜型人工肺(ECMO)を使用したりということもあります。

次の項目でも簡単に触れますが、現時点で承認されている治療薬については以下の記事などで紹介されているため、細かく知っておきたい方はご覧ください。

コロナで使われる薬について【一覧・種類・自己負担】

承認済の新型コロナウイルス治療薬/厚生労働省

東中野でコロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介|5類感染症への移行後のコロナの動向は?

新型コロナウイルスは感染症法上の位置づけが5類に移行したことで感染症対策が個人に委ねられるよう変更されましが、それ以外にも様々な面で変化がありました。

特に大きな点が、ワクチン接種や治療における自己負担の発生です。

2020年からの継続した流行時は国が全面的に負担してくれていましたが、5類へ移行してからは場合によって高額な医療費を個人が負担しなければならない状態となり問題視されています。

治療薬に関して見ると、例えば軽症の場合でも処方されることのある「ゾコーバ」は、15,500円の費用がかかります。

他にも処方されることの多い「ラゲブリオ」では28,200円、「パキロビッド」では29,700円がかかります。

いずれも、3割負担で5日間分が処方された場合の金額です。

ワクチン接種もかつては無料でしたが、現在は一部自己負担での定期接種となっています。

また定期接種の対象は、65歳以上の高齢者と、60歳から64歳で基礎疾患がある重症化リスクの高い人に限定されている状況です。

厚生労働省の方針による自己負担額の予定は最大で7,000円が予定されており、これに各自治体での補助が加わればさらに負担を軽減することができます。

インフルエンザワクチンの負担額がおよそ3,000円程度なので、コロナワクチンがいかに高額であるかがわかっていただけるでしょう。

なお、東中野がある東京都においては、2,500円以下に抑える方針で動いています。

区によっては無料での接種が可能となるよう準備を進めているところもあります。

中野区に関しては2024年9月時点で負担額が未確定となっていたため、区のホームページなどで随時確認することをおすすめします。

肝心なコロナの流行ですが、5類への移行が発表された2023年5月以降も夏・冬を中心に流行の波を繰り返している状況で、2024年9月時点では11波まで確認さています。

その後に出てきている変異株はいずれも感染はしやすくなっているものの重症化のリスクが少なくなっており、これまでに開発された治療薬が有効なものがほとんどです。

それでも決して全ての人が軽症で治るわけではなく、ウイルスも次々と形を変えていて既存の治療法が効きづらくなる可能性もあるため、これからも対策・予防は続ける必要があります。

特に重症化の恐れがある方は感染状況などをチェックし、予防を続けることをおすすめします。

東京都の感染状況については、こちらのページなどで確認できます。

東京都のワクチンに対する動向はこちらのページをご参照ください。

中野区でのワクチン接種関連の情報は、こちらをご覧ください。

 

東中野コロナかもしれない方と思われる方へ。治療を提供している病院を紹介|まとめ

最後にこの記事をまとめます。

  • 新型コロナは今も流行の波を繰り返している
  • 第5類移行後はワクチン接種や治療費の負担額が大きくなっている
  • 東中野周辺には当院を含め、コロナ治療に対応している医療機関が多くある

5類移行後の全国各地の動向について、こちらのページでまとめられていたのであわせてご覧ください。

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