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東中野のクリニックで受けるインフルエンザ予防接種と治療法

2024.12.17

インフルエンザの流行は毎年11月下旬からやってきます。この記事では、インフルエンザワクチンの予防接種や治療法について解説したうえで、東中野でインフルエンザの予防接種や治療に対応しているクリニックを紹介します。

東中野のクリニックで受けるインフルエンザ予防接種と治療法|はじめに
東中野のクリニックで受けるインフルエンザ予防接種と治療法|インフルエンザの症状について
東中野のクリニックで受けるインフルエンザ予防接種と治療法|予防接種の効果について
東中野のクリニックで受けるインフルエンザ予防接種と治療法|一般的な治療法について
東中野のクリニックで受けるインフルエンザ予防接種と治療法|インフルエンザの予防接種に対応している東中野のクリニック
東中野のクリニックで受けるインフルエンザ予防接種と治療法|まとめ

 

東中野のクリニックで受けるインフルエンザ予防接種と治療法|はじめに

インフルエンザは、毎年11月下旬頃から3月にかけて必ずといっていいほど流行する感染症です。

インフルエンザも風邪に分類される感染症の一つですが、重症化しやすい、対処療法以外に治療薬があるという点で異なります。

この記事では、インフルエンザによる症状やワクチンの予防接種、かかってしまった場合の治療法について紹介します。

また、東中野でインフルエンザの予防接種や治療に対応しているクリニックも紹介します。

インフルエンザについて詳しく知っておきたい方、あらかじめ東中野やその周辺でインフルエンザに対応しているクリニックを調べておきたい方はぜひご覧ください。

東中野のある東京都におけるインフルエンザの流行状況を知りたい方は、東京都感染症情報センターのページもあわせてご覧ください。

東中野のクリニックで受けるインフルエンザ予防接種と治療法|インフルエンザの症状について

インフルエンザは、200以上あると言われている風邪に関連するウイルスの中の一つ「インフルエンザウイルス」に感染することで発症します。

風邪のように発熱、鼻水・鼻詰まり、くしゃみなどの症状が現れますが、熱は38℃以上と風邪よりも高くなることが多いです。

重症化や死亡リスクが一般的な風邪より高いことも特徴で、特に高齢者や子供、基礎疾患がある方は十分に注意が必要です。

インフルエンザにかかった際の主な症状をあらためて挙げると、38〜40℃程度の高熱、頭痛、筋肉痛、喉痛、咳・痰、呼吸器の急性炎症、全身の倦怠感などがあります。

潜伏期間は1〜3日程と短く、軽症であれば1週間程度で完治します。

しかし熱が下がっても体内にウイルスが残っており強い感染力を持っているため、周りが対策をしていないと咳・くしゃみによる飛沫、また接触によってうつる可能性があります。

インフルエンザはクリニックなどを受診しなくても自然治癒が可能な感染症です。

ただし合併症を引き起こして重症化する可能性もあるため、インフルエンザと思われる症状が出た際はクリニックを受診することをおすすめします。

合併症としては、意識障害・けいれん・嘔吐・頭痛・異常行動や言動が現れるインフルエンザ脳症、気道粘膜や全身の抵抗力が低くなって細菌に感染して引き起こされる二次性細菌性肺炎などが挙げられます。

インフルエンザの種類

インフルエンザの種類は一般的にA・B・C型の3つに分けられます。

A型はスペイン風邪とも呼ばれるタイプで世界的に流行しやすく、ウイルスが頻繁に変化を繰り返します。

B型は2年に1度ほど流行となるタイプですが、免疫を長期間維持する傾向にあり、一度罹ると再感染しづらいという特徴があります。

C型は流行の可能性が低いタイプで感染しても比較的軽症で済み、再感染もしづらいと言われています。そのため特に予防が必要なのはA・B型となります。

こちらの厚生労働省のサイトにはインフルエンザのQ&Aがまとめられていたので、さらに疑問点があった場合にはあわせてご覧ください。

東中野のクリニックで受けるインフルエンザ予防接種と治療法|予防接種の効果について

インフルエンザワクチンの予防接種は、毎年インフルエンザが流行する前の10月頃に各病院・クリニックで予約が開始されます。

接種することで絶対にインフルエンザにかからないというわけではないですが、感染しても重症化することを防げる、死亡リスクを減らせるというメリットがあります。

具体的には、ワクチン接種をした健康な人の70~90%程度が発症を防ぐことができ、高齢者に至っては約80%程度の死亡を抑止できるという調査結果があります。

なお、インフルエンザワクチンは接種後すぐに有効というわけではなく、効果が現れるまでに2週間程度かかります。

そのため、流行する前に済ませておくことが重要です。

また、すでにインフルエンザに感染したため接種の必要がない、もう流行時期に入ったから接種しても意味がないと考える方も多いことでしょう。

しかしインフルエンザは再感染する可能性があり、その後さらに感染が拡大する可能性もあります。

そのため、接種を迷っている方は一度クリニックなどで相談してみても良いでしょう。

インフルエンザワクチンの予防接種は、成人の場合1回のみの接種が必要ですが、子供においては、生後6か月以上〜12歳で2回の接種が必要です。

1回目と2回目の期間は2〜4週間程度あけることが推奨されているため、事前に接種したいという方は、回数も考慮したうえで予約をしてください。

接種後の効果は約3〜6ヵ月程度であるため、1シーズンの間は再接種が不要となります。

再度効果を得たい場合は、次のシーズンを迎える前に接種しましょう。

副反応や注意点

副作用と副反応は同じような意味を持ちますが、病気を治す作用とは異なる期待しない作用が薬によって起こったものを副作用、ワクチン接種によって起こったものを副反応と呼びます。

インフルエンザワクチンによる副反応として考えられるのは、接種した部位の赤み・腫れ・痛みです。

接種した方のうち10〜20%に発生しますが、2、3日程度で収まることがほとんどです。

インフルエンザを発症したかのような発熱・頭痛・倦怠感、腹痛・下痢などの症状が現れる場合もあります。

こちらは接種した方のうち5〜10%で発生し、同じく2、3日程度で収まることがほとんどです。

また、ごく稀にアナフィラキシーショックを起こす可能性もあります。

もしインフルエンザワクチンによってアナフィラキシーショックを起こした場合は、重篤な症状が起こる危険性があるため、今後も接種はできません。

インフルエンザワクチンには微量の鶏卵由来成分が含まれているため、鶏卵・鶏肉にアレルギー反応が出る人もワクチン接種によってアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

どうしても接種したい場合や会社や学校などで接種を推奨されている場合は、あらかじめアレルギーがあることを医師に伝えて判断を仰ぎましょう。

心臓血管系・腎臓・肝臓・血液などの疾患、発育障害などの基礎疾患がある方、予防接種後2日以内に発熱のみられた方、全身性発疹等のアレルギーを疑う症状が現れた方、過去にけいれんの既往のある方、過去に免疫不全の診断を受けた方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方、間質性肺炎・気管支喘息等の呼吸器系疾患がある方も注意が必要となるため、必ず事前に医師に伝えましょう。

新型コロナワクチンとの同時接種

新型コロナが流行していた時期には、多くのクリニックでコロナワクチンとの同時接種が可能でしたが、現在もなお同時接種が可能なところは多いです。

インフルエンザワクチンは問題ありませんが、中には2週間以内の同時接種ができないワクチンもあるため、その他ワクチンの接種も検討している場合は、事前に医師へ相談しましょう。

なお、こちらには日本ワクチン学会によるワクチンの有効性に関する論文が掲載されていたので、気になる方はご覧ください。

東中野のクリニックで受けるインフルエンザ予防接種と治療法|一般的な治療法について

インフルエンザは、風邪と同様に解熱剤で高熱を抑えるなどの対処療法をしつつ安静にするという治療法が基本となります。

ただし、通常の風邪と違い抗インフルエンザ薬があるため、クリニックによっては処方されることがあります。

抗インフルエンザ薬を服用すると、発熱期間が短縮されたり、ウイルスの排泄量が減少したりという効果が現れます。

なお、抗インフルエンザ薬は発症から48時間以内に服用すると効果が現れやすいと言われています。

インフルエンザは感染した直後であると陽性になりづらいという特徴がありますが、時間が経過してからクリニックを受診すると、今度は抗インフルエンザ薬が効かなくなってしまいます。

朝に症状が出た場合は午後に受診する、一旦受診して陰性が出た場合も、症状が続く場合は再度受信するなどの調整が必要です。

抗インフルエンザ薬としては、タミフルやゾフルーザ(内服薬)、リレンザやイナビル(吸入薬)、ラピアクタ(点滴薬)などが有名です。

自分でできる対処法としては、何よりも安静にしてしっかりと睡眠をとり休むことが重要です。

体が冷えないように室内の温度を適温にし、可能な範囲で栄養のバランスが良い食事をします。

また、発熱による脱水症状を防ぐために水分補給は忘れずおこないましょう。

診断方法

インフルエンザの診断方法についても触れておきます。

インフルエンザの診断をするためには、専用の検査が必要となります。

しかし体調に違和感があってすぐにこの検査を受けた場合、陽性が出ないこともあります。

これは、発症直後のウイルス量が少ないためです。

それでも、すでに述べたように診断が遅れると抗インフルエンザ薬が効かなくなるため、早めに検査を受けた方が良いと言えます。

重症化すると危険な乳幼児や高齢者は尚更です。

発症から12時間前後で検査するのが適切とされており、精度は60~70%となっています。

もし陰性であっても症状が続く場合は、再度クリニックを受診して再検査してもらいましょう。

検査方法は、綿棒で鼻、喉の奥をぬぐる、鼻をかむなどの方法で検体を採取し、インフルエンザの抗原がないか確認します。

最終的には、検査結果と発症の時期、問診で聞いた症状を総合的に判断して診断されます。

予防法

予防法は、基本的に風邪や新型コロナなどと同じです。

こまめな手洗い・うがいはもちろんのこと、アルコール性手指消毒薬を使用することも有効です。

普段から規則正しい生活をする、バランスの良い食事を摂る、適度な運動をするということも重要です。

また、流行している時期はマスクを着用し、極力人混みを避けましょう。マスクは、自分が感染していて咳が出る場合に周りにウイルスを拡散しづらくする効果もあります。

なおインフルエンザが流行する冬の時期は空気が乾燥しやすいですが、乾燥は体の防御機能の低下を招くため、長くいる場所の温度・湿度を適切に管理しましょう。

インフルエンザウイルスは低温を好む傾向にあるため、温度は20~25℃、湿度は50~60%程度に保つと良いと言われています。

そして特にアレルギーなどの受けられない理由がなければ、今回紹介するインフルエンザワクチンの接種を検討しましょう。

こちらのページでは、代表的な抗インフルエンザ薬についてまとめられていたので、あわせてご覧ください。

東中野のクリニックで受けるインフルエンザ予防接種と治療法|インフルエンザの予防接種に対応している東中野のクリニック

ここでは、インフルエンザの予防接種に対応している東中野のクリニックを紹介します。

東中野やその周辺にお住まいの方は、ぜひ参考にしてみてください。

東中野クリニック

内科・神経内科・老年内科を診療科目とするクリニックで、インフルエンザにも対応しています。

訪問診療に対応しているほか、英語にも対応できるという特徴があります。

診療時間は、平日が8:00~13:00と15:00~19:00、土曜日が8:00~13:00のみとなっています。日祝は休診です。

JR総武線の東中野駅西口すぐそばにあり、地下鉄大江戸線の東中野駅から徒歩1分、地下鉄東西線の落合駅からも徒歩7分の場所にあります。

東中野クリニック

東中野 セント・アンジェラクリニック

内科・循環器内科・呼吸器内科を診療科目とするクリニックで、オンライン診療にも対応しています。

また、漢方やサプリメントを使った治療や、ワクチンなどの予防医療の相談、健康・美容のための食事・レシピの提案や試食会も実施されています。

美容系の自由診療、花粉症の舌下免疫療法も対応可能です。

コロナに関しては、さまざまな症状が見られる後遺症の外来にも対応しています。

インフルエンザワクチンは通常診療にて可能で、コロナワクチンとの同時摂取も可能です。

診療時間は平日の月〜金曜日まで9:00~12:30と15:00~18:00、木・土は9:00~12:30のみ、日・祝日が休診となっています。

JR東中野駅東口から徒歩6分、東京メトロ落合駅3番出口から徒歩4分の場所に位置します。

関東バス(百01)の「東中野区民活動センター」バス停を利用した場合は、そこから徒歩0分です。

東中野セント・アンジェラクリニック

東中野糖尿病内科クリニック

内科全般に対応できるクリニックで、生活習慣病(糖尿病・高血圧症・脂質異常症)やアレルギーのほか、オプションドックや予防接種、ダイエット外来、自由診療にも対応している病院です。

予防接種では、新型コロナウイルスワクチンのほか、インフルエンザ、帯状疱疹、子宮頸がん予防のワクチンに対応しています。

ホームページ上からのWeb予約が可能です。

診療時間は火曜を除く月〜金曜日までが9:00~13:00と15:00~19:00(第1、3木曜日は午前休診)、土曜日は9:00~13:00のみです。火・日・祝日が休診となっています。

各線の東中野駅西口から徒歩1分というアクセスが便利な場所にあります。

東中野糖尿病内科クリニック

田中クリニック

内科、呼吸器内科、アレルギー科を診療科目とするほか、予約制で健康診断等や禁煙外来、予防接種の対応も可能な病院です。

クリニックはバリアフリーに配慮した設計となっており、待合室にAEDが設置されています。

2024/10/1から、23区の高齢者(65歳以上)を対象とした新型コロナワクチン予防接種(JN1)が開始されており、インフルエンザワクチンとの同時接種も可能となっています。

診療時間は、平日月〜金曜日が9:00〜12:30と15:00〜18:30、土曜日は9:00〜12:30のみ、日・祝が休診となっています。

また、11:30〜12:30は発熱外来専門の時間となっており、事前に電話予約が必要となっています。

最新の診療予定はクリニックのトップページで確認しましょう。

オンライン予約も可能となっています。

JR中央線・総武線、の東中野駅西口、 都営地下鉄大江戸線の東中野駅A3出口から徒歩4分、東京メトロ地下鉄東西線の落合駅1番出口から徒歩4分の場所にあります。

田中クリニック

東中野 咳とぜんそくの内科クリニック

「阿部いきいきクリニック東中野」を継承して2024年11月15日にリニューアルされたクリニックです。

長引く咳やぜんそくを専門としており、発熱・風邪、アレルギー性鼻炎、睡眠時無呼吸症候群のほか、各種予防接種や健康診断にも対応しています。

インフルエンザワクチンの接種は予約制です。

発熱・風邪は予約制となりますが、予約は電話以外にホームページ内からWebでも可能となっています。

診療時間は平日の月・水・金が9:00~13:00と15:00~18:30、火・木は16:00~19:30のみ、土曜日は9:00~13:00のみです。日・祝日が休診となっています。

予約優先制となっているのでご注意ください。

JR東中野駅から徒歩3分、都営大江戸線の東中野駅阿良は徒歩6分、地下鉄東西線の落合駅から徒歩7分の場所に位置します。

東中野 咳とぜんそくの内科クリニック

おおくら内科

内科・消化器内科に対応している病院で、胃カメラ・ピロリ菌などの検査や各種予防接種、健康診断、花粉症の舌下免疫療法にも対応しています。

予防接種に関しては、インフルエンザはもちろん、肺炎球菌ワクチン、MRワクチン(麻疹・風疹)、水痘、帯状疱疹に対応しており、その他ワクチンについても相談可能となっています。

診療時間は、水曜日を除く平日が9:30~12:30と14:00〜17:30で、土曜日は9:30~12:30の午前中のみ対応しています。水日祝は休診です。

JR東中野駅前の商業施設「ユニゾンモール」内にあるため、JR東中野駅からは徒歩1分、地下鉄大江戸線からも徒歩4分の場所にあります。

おおくら内科

当院について

もちろん、いたや内科クリニックでもインフルエンザワクチンによる予防を実施しています。

ワクチンは、季節性インフルエンザのほか、帯状疱疹、麻疹・風疹、肝炎にも対応しています。

診療時間は、水曜日を除く平日が9:00〜12:00と14:00〜18:00、土曜日は9:00〜14:00で対応しています。水日祝は休診です。

東中野エリアにあり、JR総武線東中野駅、都営大江戸線東中野駅A2出口よりそれぞれ徒歩2分の場所にあるので交通の便も良いクリニックです。

当院での予防接種について詳しく知りたい方は、こちらのページをご参照ください。

なお、東中野でその他のクリニックをお探しの方は、以下サイトも参考にしてみてください。

東中野駅周辺のインフルエンザを診察する病院・クリニック /caloo

東中野駅周辺・インフルエンザワクチンを接種可能な病院 /病院なび

東中野駅周辺のインフルエンザ予防接種を実施しているクリニック・病院 /EPARK

東中野のクリニックで受けるインフルエンザ予防接種と治療法|まとめ

最後にこの記事をまとめます。

  • インフルエンザは毎年冬頃に流行する
  • 重症化の恐れもあるが、予防接種で感染防止・重症化防止が可能
  • 抗インフルエンザ薬は48時間以内の服用が効果的
  • 予防には手洗い、うがい、マスクが重要
  • 東中野のクリニックでも予防接種を受けられる

インフルエンザワクチンの予防接種については、こちらの記事もあわせてご参照ください。

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