東中野駅近・東中野エリアで糖尿病の治療や検査ができるクリニックはこちら

多くの病気がそうであるように、糖尿病も検査による早期発見、早期治療が重要となる病気です。この記事では糖尿病の概要や論文、よくある質問について紹介したうえで、東中野駅近周辺で糖尿病の治療・検査ができるクリニックを紹介していきます。

東中野駅近・東中野エリアで糖尿病の治療や検査ができるクリニックはこちら|はじめに

糖尿病は遺伝的な要素もありますが、運動不足などの生活習慣によって誰もがかかる可能性のある病気です。

一度かかると完治はできないものの、適切な治療をすることで健康な人とほとんど変わらない状態で生活を送れるようになることもあります。

その一方で人工透析やその他の治療で頻繁に病院に行かなければならない状態となる可能性もあります。

この違いには、正しい治療を受けて医師の指示に従って食生活などの生活改善を続けることはもちろん、病気の早期発見も大きく関わってきます。

しかしながら糖尿病による自覚症状は表れづらく、気づいた時にはかなり進行していたということも珍しくありません。

また糖尿病は自然治癒することがなく、血糖値が常時高いことによって放置しておくと「三大合併症」と呼ばれる糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害を引き起こすほか、動脈硬化になる可能性もあるため治療は必須です。

動脈硬化は心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞など)に繋がる可能性の高い重大な疾患です。

これらの病気はがんを含めて日本人の死因トップ3に含まれるものです。

この記事では、糖尿病の症状や原因、治療法について紹介したうえで、東中野駅近・東中野エリアで糖尿病の検査・治療に対応しているクリニックを紹介していきます。

東中野駅近・東中野エリアで糖尿病の検査・治療をしたいと思っている方はぜひご覧ください。

糖尿病についてはこちらの記事でもまとめています。

東中野駅近・東中野エリアで糖尿病の治療や検査ができるクリニックはこちら|糖尿病はどのような病気？症状や原因は？合併症についても解説

糖尿病は初期症状が表れにくい病気ですが、全く出ないわけではありません。ここでは糖尿病の種類とそれぞれのメカニズム、表れやすい症状、合併症について紹介します。

少しでも気になる症状がある場合は東中野などの最寄りの医療機関を受診し、早期治療につなげましょう。

糖尿病のメカニズム

糖尿病は体内でのインスリンの不足や作用不全により高血糖状態が続く疾患ですが、大きく1型、2型の2種類に分けられ、それぞれ原因が異なります。

1型糖尿病

膵臓のランゲルハンス島という部分に炎症が起こって膵β細胞が破壊され、インスリン分泌が急速かつ不可逆的に低下した結果として血糖値が上がります。

1型はさらに自己免疫性と特発性の二種類に分類され、全糖尿病の5～10%以下を占めます。

発症する明確な原因はわかっておらず、遺伝的な要素に加え、ウイルス感染やストレス過多によって免疫機能が本来とは異なる作用をしてしまうことが原因と考えられています。

2型糖尿病

インスリン分泌障害とインスリン抵抗性が原因で慢性的な高血糖状態が続きます。

遺伝因子に過食、運動不足、ストレスなどの環境因子が加わり発症します。

1型よりも進行が緩徐で自覚症状が現れづらいと言われていますが、血糖値が高くなると多尿、口渇、多飲、体重減少などの症状が現れます。

さらに進行すると意識障害に至ることもあります。

中高年や肥満の人が多く発症する傾向にあるほか、日本人の糖尿病患者の大半を占めているというデータもあります。

また肥満ではなくても、内臓に必要以上の脂肪がついてしまうメタボリックシンドロームの状態になっている人が発症することもあります。

2型になるとインスリンの分泌量が不十分であったり、分泌されるタイミングが悪かったりという「インスリン分泌低下」、分泌はされるものの十分に作用しなくなる「インスリン抵抗性」という症状のどちらか、または両方が表れます。

なお2型の場合は生活習慣が関与する可能性が高いと見られているため、ある程度の予防法があります。

普段からバランスの良い食生活を摂る、適度な運動をする、ストレスを発散する、規則正しい生活をするということが効果的です。

妊娠糖尿病

糖尿病以外の病気や治療薬の影響で血糖値が上昇して糖尿病を発症する場合もありますが、妊娠糖尿病はその代表的なものとなります。

妊娠中に初めて発見される症状で、糖尿病には至らない血糖の上昇を指します。

ただし妊娠糖尿病の症状が起こると今後糖尿病になりやすいと言われています。

糖尿病になった際に表れやすい症状

糖尿病の初期に表れる症状としては、疲れやすい・やる気が出ない、太る(逆に痩せる場合もある)、濃い味を好みやすくなる、視力が低下する、タコや魚の目、イボなどの出来物ができやすくなる・治りにくくなる、痺れ・むくみが起きやすくなる、喉が乾きやすくなる、頻尿になるといったものが挙げられます。

また免疫が低下することで歯周病を発症しやすくなるというのも糖尿病の人の特徴であるため、同時に歯周病の治療が必要となる場合もあるでしょう。

合併症

糖尿病には急性と慢性の合併症があり、それぞれ特徴があります。

急性合併症

【糖尿病ケトアシドーシス】極度のインスリン欠乏により脂肪分解が亢進し、脱水とアシドーシス(血液が酸性に傾く)が生じます。

この状態では急な喉の渇きや多尿、全身のだるさ、腹痛・吐き気といった症状が現れ、重症では昏睡状態となることもあります。

【高浸透圧高血糖症候群】糖尿病以外の感染や病気、脱水が原因で著明な高血糖および高浸透圧を引き起こし、重症では昏睡状態となります。

特に高齢者に現れやすい症状です。

慢性合併症〈三大合併症〉

【糖尿病神経障害】運動神経、知覚神経、自律神経が障害されることで多様な症状が現れます。

代表的な症状としては、運動神経が障害されることでモノが二重に見えるようになったり、歩き辛くなったりということがあります。

知覚神経が障害された場合は、不快な痛みが現れる、痛み・寒さを感じづらくなるといった症状があります。

自律神経の障害に関しては様々な症状が見られ、立ちくらみや発汗異常、下痢・便秘、消化吸収や排尿の異常、インポテンスなどが挙げられます。

重症になると昏睡や急死することもあります。

【糖尿病網膜症】不可逆性の網膜血管障害で、進行すると失明に至る場合があります。

症状を進行させないためには、血糖コントロールが重要となります。また早期発見の場合は、レーザー治療によって出血を予防することも可能です。

【糖尿病腎症】糖尿病発症後5～10年経過した人に多く見られ、最終的には末期腎不全に至り透析療法が必要となります。

貧血やその他の合併症を引き起こす原因にもなります。

糖尿病の初期症状についてはこちらの記事でも詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。

糖尿病のメカニズムについてはこちらの記事にもまとめています。

女性特有の症状や治療法についてはこちらをご覧ください。

合併症やその治療法についてはこちらの記事もあわせてご覧ください。

【参考文献】
岡庭豊, 病気がみえる vol.3 糖尿病・代謝・内分泌 第5版, 株式会社メディックメディア, 2019

糖尿病神経障害 | e-ヘルスネット（厚生労働省）

糖尿病とは | 糖尿病情報センター

東中野駅近・東中野エリアで糖尿病の治療や検査ができるクリニックはこちら|糖尿病に関する様々な論文について

ここでは糖尿病に関する論文を2つ紹介します。

一つ目は、高齢の2型糖尿病患者が薬物治療を継続的に行う際の支援体制の整備における課題について述べられたものです。

具体的には、高齢の2型糖尿病患者が薬物治療をする中での自己管理支援(患者が症状や治療法を適切に管理すること)に関する研究をまとめたうえで看護師による支援内容を明らかにし、支援における今後の課題を導き出すというものです。

糖尿病においては、合併症を引き起こさないためにも治療に用いられる薬物の自己管理が非常に重要となります。

2011〜2020年までの間に発表された高齢者(65歳以上)の2型糖尿病に関する自己管理支援に関する文献をデータとして扱っており、その中から、2型糖尿病・薬物療法・自己管理・セルフマネジメント・セルフケアというワードが入っているものを抽出しています。

それら文献からは結論として、認知・身体機能に応じた配慮、自律性の尊重、継続的な支援体制の整備を家族や地域の多職種と連携して行うことが重要という事項が導き出されました。

高齢の2型糖尿病患者が適切に薬物を自己管理するためには、生活習慣の改善が求められます。

しかし染み付いた習慣を変えることは容易ではなく、高齢者ともなると認知機能や身体機能が低下により尚更困難を極めます。

そのため、患者の理解度に応じて説明や確認を繰り返し、適切なインスリン注射器具を提供するなどの配慮が必要となります。

なお患者が認知症を発症すると、自己管理の継続が困難となる場合もあり得ます。

自己管理支援においては、あくまで患者の自律性を尊重し、患者が主体的に生活を送る中で自己管理を続けられるようにサポートする必要があります。

患者のやる気を削いでしまったら継続がさらに困難となり、治療の効果も薄れてしまうためです。

また家族や在宅ケアチームの支援体制を整備し、継続的な支援を提供することも重要です。

一方で、一人暮らしや認知機能障害のある高齢者が増加することが予測されるため、施設を越えた連携体制の強化と専門職の育成が今後の課題と見られています。

なおこの研究では自己管理支援の効果が検証されていないため、今後は効果についてもデータを集めたうえで支援モデルを構築する必要があるということも述べられていました。

二つ目は、大規模臨床試験の結果を基にした合併症を防ぐための治療法についての論文です。

糖尿病における高血糖は、合併症を引き起こす原因となります。

糖尿病診断に用いられる基準値は網膜症リスクを基に設定されており、高血糖は神経障害、網膜症、腎症などの細小血管合併症や、心血管疾患のリスクを高めます。

以前の大規模臨床試験ではHbA1cの低下による細小血管合併症の予防効果が確認されたものの、大血管合併症に対する有効性は認められませんでした。

また強化療法による大血管合併症への予防効果は認められず、むしろ死亡率が上昇して試験が中止されるほどでした。

その結果、体重増加や低血糖を引き起こさない治療に取り組むことが重要という結論が導き出されました。

なお早期の強化療法は細小血管および大血管合併症予防に効果的であることが示されているものの、治療開始時の糖尿病の罹病期間や標準治療の違いによっても効果に違いが現れると考えられてます。

さらに糖尿病治療では、血糖値だけでなく、血圧、脂質、体重、生活習慣を総合的に管理する集約的治療が重要という研究結果も出ています。

2型糖尿病患者を対象にした集約的治療では血糖、血圧、LDLコレステロールの低下、長期間の集約的治療が細小血管および大血管合併症の抑制、また特に脳卒中の予防において効果が顕著でした。

また「DPP-4阻害薬」は安全で投与しやすいため広く利用されていますが、この薬による治療は、効果がなくなりやすいインクレチンの血中濃度を上げて血糖コントロールを改善するというものです。

インクレチンの効果がしっかり出ることで低血糖のリスクを下げ、食欲を抑制することが可能となります。

「GLP-1製剤」に関してはこれまで注射のみでしたが、近年は経口薬での投与も可能となっており、血糖降下、体重増加の抑制に効果的な治療となっています。

ただし嘔気などの消化管症状の副作用が発生する頻度が高いことには注意が必要です。

DPP-4阻害薬は血糖降下を主としますが、GLP-1受容体作動薬は大血管合併症や腎保護効果においても効果がある治療と言われています。

さらに合併症予防のエビデンスが蓄積した「SGLT2 阻害薬」という薬による治療法もあり、こちらは心不全や腎保護効果にも効果的とされています。

これらの薬はそれぞれの糖尿病のメカニズムや患者の状態、治療目標などを十分に考慮したうえで適切に使い分ける必要があります。

また欧米では、特にリスクのある患者には積極的にGLP-1受容体作動薬やSGLT2阻害薬の使用が推奨されていますが、日本ではいまだ糖尿病の治療においてそのようなガイドラインが定まっていない状況です。

以上のような研究結果があるにもかかわらず日本で薬が使い分けらることはあまりなく、DPP-4阻害薬の投与による治療が主流となっているため、今後はガイドラインの見直しが急務と言えます。

一つ目の論文の原文はこちらです。

二つ目の論文の原文はこちらです。

なお今回紹介したものの他に海外の論文を読みたい方はこちらのサイトをご参照ください。

さらにこちらでは、専門家向けの糖尿病解説や診療に活用できる診療マニュアル、論文の批評が掲載されているため、糖尿病を本格的に学びたい方、興味のある方はぜひご覧ください。

東中野駅近・東中野エリアで糖尿病の治療や検査ができるクリニックはこちら|糖尿病治療薬のまとめ

改めて実際に治療現場で使用されている糖尿病治療薬に関して、その作用機序や特徴、注意点について詳しく紹介します。

なお、以下は当院が長年糖尿病患者の治療に携わってきた経験を基にした解説となっています。

インスリン抵抗改善薬・ビグアナイド薬

【一般名】メトホルミン塩酸塩(メトグルコ、グリコラン)、ブホルミン塩酸塩(ジベトス)など

【作用】肝臓からの糖の放出を抑制し、インスリンに対する体の感受性を向上させます。これにより、血糖値を効果的に低下させます。

単独の使用では低血糖になりづらく、体重が増えにくい薬と言われています。

【主な副作用・注意点】長年の治療経験から、ビグアナイド薬を使用する際には乳酸アシドーシスに注意が必要です。

特にヨード造影剤を使用する際には、一時的に中止することを推奨しています。

チアゾリン薬

【一般名】ピオグリタゾン塩酸塩(アクトス)

【作用】骨格筋および肝臓のインスリン感受性を改善します。

実際の臨床で、この薬は特に浮腫や体重増加が見られる患者に対して慎重に使用しています。

単独の使用では低血糖になりづらいです。

【主な副作用・注意点】心不全の悪化が懸念されるため、心臓に問題を抱える患者には適切なモニタリングが必要です。

インスリン分泌促進系・スルホニル尿素薬(SU薬)

【一般名】アセトヘキサミド、グリベンクラミド(ダオニール、オイグルコン)、グリクラジド(グリミクロン)、グリメピリド(アマリール)など

【作用】膵β細胞のスルホニル尿素受容体に結合してインスリン分泌を刺激し、血糖値を下げます。

多くの患者で血糖コントロールが改善されています。

【主な副作用・注意点】低血糖が重篤かつ長引きやすいため、特に高齢者には注意が必要です。

その他の薬と併用する際にも低血糖に注意が必要となる場合があります。

また、体重増加も見られることがあります。

グリニド薬

【一般名】ナテグリニド(ファスティック、スターシス)、ミチグリニドカルシウム水和物(グルファスト)など

【作用】膵β細胞のスルホニル尿素受容体に結合し、インスリン分泌を促進します。

SU薬と比べて吸収や血中からの消失が速く、食事に合わせて使いやすいです。飲むタイミングは食事の5〜10分前です。

【主な副作用・注意点】低血糖のリスクがありますが、適切な食事指導とともに使用することでリスクを軽減できます。

グリミン系

【一般名】イメグリミン塩酸塩(ツイミーグ)

【作用】ミトコンドリア作用(細胞内活動に必要なエネルギーを作り出す)を介して、以下二つの方法で血糖を下げます。

1. 膵β細胞で血糖値が高いときにインスリン分泌を促進し、膵β細胞を保護。
2. 肝臓・骨格筋での糖代謝を改善します。

【主な副作用・注意点】悪心、下痢、便秘、低血糖が見られることがあります。

単独での使用では低血糖になりづらい薬ではあるものの、SU薬との併用時には注意が必要となります。

ビグアナイド薬と作用機序の一部が共通しているため、併用時には消化器症状が出やすくなる可能性があります。

インクレチン関連薬・DPP-4阻害薬

【一般名】シタグリプチンリン酸塩水和物(ジャヌビア、グラクティブ)、ビルダグリプチン(エクア)、アログリプチン安息香酸塩(ネシーナ)など

【作用】インクレチンを不活性化する酵素DPP-4を阻害(分解を抑制)します。

これによりインスリン分泌を促進し、血糖値を低下させます。

【主な副作用・注意点】単独での使用では低血糖になりづらい薬ではあるものの、SU薬との併用で低血糖のリスクが高まるため、投与量の調整が重要です。

GLP-1受容体作動薬

【一般名】リラグルチド、エキセナチド、リキシセナチドなど

【作用】もともと人間の体内にある血糖値を下げるホルモン「GLP-1」と類似した構造を持ち、DPP-4に分解されにくいという特徴を持ちます。

インスリン分泌を促進し、グルカゴン分泌を抑制します。

【主な副作用・注意点】SU薬またはインスリンとの併用で低血糖、下痢、便秘、悪心が見られることがあります。

次に、糖吸収・排泄調節系薬の紹介です。

α-グルコシダーゼ阻害薬

【一般名】アカルボース(グルコバイ)、ボグリボース(ベイスン)、ミグリトール(セイブル)など

【作用】小腸で二糖類を単糖類に分解する酵素であるα-グルコシダーゼの活性を低下させ、糖の吸収を遅らせます。

【主な副作用・注意点】腹部膨満感、放屁の増加、下痢、肝障害が見られることがあります。

またSU薬やインスリンとの併用で低血糖のリスクが高まるため、注意が必要です。

この薬を服用していて、かつ低血糖となった場合はブドウ糖の服用が欠かせません。

SGLT2阻害薬

【一般名】イプラグリフロジンL-プロリン(スーグラ)、ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物(フォシーガ)など

【作用】糖の再吸収を阻害し、糖を血中に戻さず(通常は血中への糖の再取り込みが起こります)尿中へ排出することで血糖値を低下させます。

【主な副作用・注意点】尿路感染症、性器感染症、多尿、脱水、脳梗塞、ケトアシドーシス、皮膚症状(皮疹など)、インスリンとの併用で重症低血糖が見られることがあります。

インスリン製剤

【作用】超速効型から持続型まで多様な種類があります。

これらを組み合わせることで、正常なインスリン分泌に近づけることが可能です。

【主な副作用・注意点】低血糖と過敏症が挙げられます。

インスリンの分類と作用時間

【超速効型】作用までが最も短く、注射後すぐに効き始めます。緊急時や食事前に使用されることが多いです。

【速効型】注射後30分程度で効き始め、超速効型よりもゆっくりと効きます。食事前の投与が一般的です。

【中間型】注射後ゆっくりと効き始め、ほぼ1日効果が持続します。1日1回または2回の投与が一般的です。

【持続型溶解】ほとんどピークがなく、中間型よりも長く効き、1日安定して効果が持続します。特に夜間の血糖コントロールに有効です。

【混合型】超速効型や速効型と、中間型インスリン製剤の混合製剤です。食事前と長時間の基礎分泌の両方をカバーします。

【配合溶解型】超速効型と持効型溶解インスリン製剤の配合製剤です。1回の投与で広範囲の血糖コントロールが可能です。

【参考文献】
岡庭豊, 病気がみえる vol.3 糖尿病・代謝・内分泌 第5版, 株式会社メディックメディア, 2019

原明義, 小山進, コンパス薬物治療学, 株式会社南江堂, 2019

立川英一, 田野中浩一, 弘瀨雅教, 薬系薬理学書, 株式会社南江堂, 2018

血糖値を下げる飲み薬 | 糖尿病情報センター

血糖値を下げる注射薬 | 糖尿病情報センター

東中野駅近・東中野エリアで糖尿病の治療や検査ができるクリニックはこちら|糖尿病に関するよくある疑問

ここでは糖尿病において一般の方が気になりやすい疑問についていくつか抽出して紹介します。

黄色人種は糖尿病になりやすい？

日本人における糖尿病患者の増加は、食生活欧米化が原因と言われています。

そのため白人と同じような食事を摂ることで２型糖尿病を発症する可能性が高くなるという研究結果が出ています。

糖尿病は遺伝も関係するか？

病気そのものが遺伝することはないものの、糖尿病になりやすい体質は遺伝することがあります。

禁煙をするべきか？

喫煙は動脈硬化促進因子です。

糖尿病性足壊疽という合併症によって足の切断を迫られた患者には喫煙者も含まれるため、禁煙は糖尿病の治療において重要です。

インスリン注射を受けている状態はインスリン依存状態と言えるのか？

インスリン治療をしているからといって依存しているわけではなく、生活の質を維持するためにインスリン治療を受けているという状態です。

基本的な生活は送れるものの血糖値をうまくコントロールできないため、注射でインスリンを注入しているということです。

なお、１型糖尿病は最終的にランゲルハンス島の機能が停止して生命を維持するためにインスリンが欠かせない状態となるため、インスリン依存型と言えます。

しかし治療を進めることで機能するようになったり、ランゲルハンス島の傷害を最小限に止めることでインスリンの分泌が可能な期間を延ばすことはできます。

インスリン注射を続けると体に弊害がある？

特に弊害が出るということはありません。

ただしその他の薬同様に副作用はあります。

よく知られるものとして低血糖がありますが、他にも肥満や脂質代謝への悪影響、動脈硬化の促進、血圧上昇を誘発する可能性があると言われています。

副作用を予防するためにも適量のインスリン注射とあわせ、正しい食事療法を続けていくことも重要です。

ペットボトル症候群とは？

それまでは糖尿病と診断されていなかったものの、あるタイミングで糖分が多く含まれる清涼飲料水などを大量に飲んだことによって血糖値が急激に上昇し、糖尿病を発病することを指します。

血糖値が上昇すると喉が渇くのでさらに清涼飲料水を飲むことになり、血糖値が上昇するという悪循環が生じます。

そうすると口渇・多飲・多尿・体重減少といった糖尿病の典型的な急性症状が現れます。

特に水分を多く摂取する機会がある夏場に発症しやすいと言われています。

足の裏にジンジンした痛みがあるがこれは糖尿病の症状？

糖尿病の合併症として糖尿病性神経障害があり、それによって足の痺れなどを感じることがありますが、通常そうなるまでは何年もかかります。

そのため糖尿病の兆候とは考えづらいですが、気づかないうちに糖尿病が進行しているという可能性もあるため、状況にあった対処や治療を早くおこなうためにも一度検査することをおすすめします。

以上のよくある疑問はこちらの記事を参考にしているため、他にも糖尿病やその治療などについて知りたいことがある場合はあわせてご覧ください。

東中野駅近・東中野エリアで糖尿病の治療や検査ができるクリニックはこちら|東中野駅近・東中野エリアの対象クリニックを紹介

それでは東中野駅近・東中野エリアで糖尿病の検査・治療に対応しているクリニックを、同じく東中野駅近にある当院を含め紹介します。

東中野駅は東京都中野区東中野にあり、JR中央・総武線だと中野駅から一駅で、都営大江戸線も通っています。

なお大江戸線の東中野駅のホームは、大江戸線の中でも4番目に深い場所にあります。

そのため今回紹介する医療機関に電車で行く場合、大江戸線の東中野駅はJRの東中野駅よりも時間がかかると考えておいた方が良いでしょう。

また東中野駅西口・東中野駅大江戸線口・東中野駅入口・東中野駅東口から新宿や高田馬場、池袋行きのバスが出ています。

東中野銀座通商店街・東中野本通り商店街・東中野名店会商店街と近くに商店街も広がるため生活に便利なエリアです。

そんな東中野駅近・東中野エリアには糖尿病の診断や治療ができる医療機関も多く存在します。

藤保クリニック

一般内科やその他科目に関する初期対応の他、糖尿病をはじめとした生活習慣病、内分泌疾患の外来を専門的におこなっています。

具体的な外来診療としては、一般内科、糖尿病(1型、2型、膵性、妊娠糖尿病)、甲状腺疾患、生活習慣病(高血圧、脂質異常症、肥満など)、睡眠時無呼吸症候群(CPAP)、リハビリ診療があります。

なお糖尿病関連のHbA1c、血糖値、LDL、HDL、TG、CRP、尿中アルブミンといった検査に関しては即日検査・診断が可能です。

診療は平日が木曜を除く月〜金で、時間は9:00〜12:30、14:30〜18:30となっています。土曜は第1・3のみ9:00〜12:30で診療しており、それ以外の土曜と日・祝日は休診です。

木曜日は全日外来診療専門の日となっています。

総武線の東中野駅、都営地下鉄大江戸線東中野駅から徒歩7分の場所に位置します。JR大久保駅からも徒歩5〜7分程度です。

なお、このクリニックのレビューとしては親切で適切な治療をしてくれることいった意見がこちらに記載されていました。

藤保クリニック

桑原医院

閑静な住宅街にあり、糖尿病を含めた高血圧、高脂血症といった生活習慣病の治療に対応しています。

治療は必ずしも薬に頼るのではなく、生活習慣の改善から始めることを推奨していました。

循環器の外来がメインですが、消化器系、一般内科、各種健康診断にも対応しています。

診療時間は、木曜を除く月〜金の9:00〜12:00、15:30〜18:00、土は9:00〜12:00のみ、木・日・祝日は休診となっています。

JR東中野駅から徒歩13分、JR総武線の大久保駅北口から徒歩10分の場所に位置します。

なおこちらのレビューでは、実績もあって信頼できる病院という意見が寄せられていました。

桑原医院

セイメイ内科

糖尿病をはじめとした高血圧症、心臓病、気管支喘息、腎臓病といった内科全般のほか、漢方治療も積極的におこなっている病院です。

花粉症、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、便秘症、頭痛、更年期障害などに対して漢方による治療が採用されています。

なおこの病院の院長は、患者向けのガイド「糖尿病コントロールブック」を監修しているとのことです。

こちらのレビューでは、悩みの症状について親身に聞いてくれた、大病院とは違う暖かさがあるといった意見がありました。

診療時間は、木曜を除く月〜金の9:00〜13:00、15:00〜18:00、土は9:00〜13:00のみ、木・日・祝日は休診となっています。

JR東中野駅から徒歩6分、地下鉄丸の内線・大江戸線の中野坂上駅から徒歩6分の場所に位置し、東中野以外の駅からもアクセス可能です。

セイメイ内科

中野中央クリニック

多くの検査ができ、リハビリテーション器具も揃っているクリニックです。

糖尿病HbA1c検査の迅速検査や白血球・赤血球の血液検査、心電図、２４時間心電図、胸腹部レントゲンといった検査が可能です。

もちろん町のかかりつけ医として風邪や新型コロナウイルスの治療も可能です。

こちらのレビューでは、症状の説明がしっかりされた、ストレスを感じず信頼できる治療をしてくれるクリニックであったという感想が見られました。

診療時間は、木曜を除く月〜金の9:00〜12:00、15:00〜19:00、木・土は9:00〜12:00のみ、日・祝日は休診となっています。

JR東中野駅から徒歩12分、中野駅からも徒歩12分、地下鉄丸の内線・大江戸線の中野坂上駅からは徒歩11分の場所に位置します。

中野中央クリニック

上高田クリニック

内科・循環器内科・外科・血管外科を主な診療科目としており、循環器内科では糖尿病や高血圧、脂質異常症といった生活習慣病の治療や予防が可能です。

こちらやこちらのサイトでは、丁寧に対応してくれるクリニックであることのレビューが掲載されていました。

診療時間は、水曜を除く月〜金の9:00〜12:30、15:00〜18:30、土曜は9:00〜12:30のみ、水・日・祝日は休診となっています。

JR東中野駅西口から徒歩10分、地下鉄東西線落合駅1出口から徒歩7分、西武新宿線中井駅から徒歩10分、新井薬師前駅南口から徒歩12分と、東中野以外にも複数の駅からアクセス可能な場所に位置します。

上高田クリニック

上落合真クリニック

糖尿病などの生活習慣病治療、地域医療、予防医療を中心とするクリニックで、内科・小児科の他、糖尿病に関しては専門の糖尿病内科が設けられています。

さらに土曜日には、糖尿病教室や栄養指導も開かれています。

こちらのレビューでは、対応が親切丁寧、迅速、Web予約が便利といった声がありました。

診療時間は、木曜を除く月〜金の9:00〜12:30、15:00〜18:30、木曜は9:00〜12:30、15:00〜18:00、土曜は8:30〜13:00のみです。日・祝日は休診となっています。

JR東中野駅新宿寄り出口から徒歩10分、西武新宿線下落合駅から徒歩10分、地下鉄東西線落合駅4番出口から徒歩5分の場所に位置します。

上落合真クリニック

中井駅前クリニック

診療科目は内科・アレルギー科・皮膚科で、更年期障害におけるプラセンタ療法やED外来、男性型脱毛症(AGA)にも対応しています。

糖尿病に関しては内科で対応しており、他にも高血圧症・高脂血症・メタボリックシンドロームといった生活習慣病の診療・治療も可能です。

こちらのレビューでは、土日や夜遅くまでやっていて便利、親身に相談に乗ってくれる、良心的といった声がありました。

診療時間は、火・水・金・土の12:00〜16:00、16:30〜20:00、木曜は13:00〜16:00、16:30〜20:00、日曜は12:00～16:30のみです。月曜・祝日は休診となっています。

東中野駅は最寄りではありませんが、地下鉄大江戸線の隣の駅となる中井駅A2出口、西武新宿線の中井駅南口からはいずれも徒歩1分という立地です。

また、地下鉄東西線落合駅2a出口からも徒歩6分です。

中井駅前クリニック

中野サンクリニック

内科全般が主な診療科目となっていますが、糖尿病や高血圧症・脂質異常症・心臓病・脳卒中・骨粗しょう症といった生活習慣病などの慢性疾患の診療・治療も可能です。

火曜日に予約することで糖尿病専門外来を受診することができ、専門医によって最適な治療法を提案してもらえます。

こちらのレビューでは、こじんまりとしているけどきれいな院内、雰囲気が良いといった声がありました。

診療時間は平日の月〜金のみで9:30〜13:30、14:30〜18:30、土日・祝日は休診となっています。

東中野駅から地下鉄大江戸線で1駅の中野坂上駅A1出口から徒歩3分の場所に位置します。

中野サンクリニック

やまさき内科クリニック

診療科目が内科、呼吸器内科、アレルギー科、糖尿病・代謝内科、内分泌内科であるクリニックで、呼吸器疾患や糖尿病を含む生活習慣病、甲状腺疾患の診療・治療に強みがあります。

糖尿病の検査は血糖値とHbA1cの組み合わせでおこない、薬物療法などでの治療も可能となっています。

院内設備として、全自動血球計数・免疫反応測定装置、臨床化学分析装置、尿化学分析装置、糖尿病治療関連機器などがあります。

こちらには多くのレビューが掲載されており、噂通り良い病院、先生をはじめとしたスタッフの感じが良い、説明が丁寧でしっかり診療してくれる、院内が清潔といった意見がありました。

診療時間は、水曜日を除く月〜金の9:00〜13:00、15:00〜18:00、水・土は9:00〜13:00のみ、日曜・祝日は休診となっています。

こちらも東中野駅が最寄りではありませんが、隣の中野駅から徒歩7分、新中野駅からは徒歩5分の場所に位置します。

やまさき内科クリニック

中野ひだまりクリニック

内科一般、消化器内科、外科を診療科目とするクリニックで、健康診断や予防接種、胃カメラ・大腸カメラ、ピロリ菌検査・治療などにも対応しています。

糖尿病や高血圧、脂質異常症、痛風といった生活習慣病に関係の深い症状の検査・治療をおこなうことも可能です。

こちらに掲載されている好印象なレビューのほか、Googleのレビューでも、患者さんへの気遣いに好感が持てた、スムーズに診療できた、適切な治療が受けられたといったものがありました。

診療は木曜日以外で、月・火・金が9:00〜12:30、14:00〜16:30、16:30〜20:00(最終受付19:40)、水・土・日は9:00〜12:30となっています。

土曜は14:00〜17:00も可能である他、日曜は第2、4、5が9:00〜12:30、第1、3は9:00〜17:00も診療しています。祝日の診療状況については都度ホームページで確認してください。

JR総武線の東中野駅、大江戸線の東中野駅、東京メトロ東西線落合駅それぞれから徒歩4分の場所に位置します。

中野ひだまりクリニック

おおくら内科

気軽に相談できるかかりつけ医を目指しており、内科全般の診療が可能である他、スギ花粉症のアレルゲン免疫療法やダニアレルギー舌下免疫療法、胃カメラ、ピロリ菌、各種健康診断・予防接種にも対応しています。

そのため健康診断で糖尿病の疑いがあった際には同じところで詳しい検査や治療をすることも可能です。

こちらのレビューでは、混んでいるがいつも優しく親切、駅から近く院内がきれいといった意見がありました。

診療時間は、水曜日を除く月〜金の9:00〜12:30、14:00〜17:30、土曜は9:00〜12:30のみ、水・日・祝日は休診となっています。

JR総武線東中野駅から徒歩1分、大江戸線の東中野駅から徒歩4分の場所にあるビル「ユニゾンモール」の3Fにあります。

東中野駅近の医院です。

おおくら内科

阿部いきいきクリニック東中野

診療科目は内科、循環器内科、外科(けが・やけどの応急処置)となっていて、各種健康診断・予防接種、禁煙外来、オンライン診療、自費診療と幅広く対応しています。

糖尿病の検査・治療をおこなうことも可能で、院長は日本糖尿病協会や糖尿病認定医などの資格も取得しています。

こちらのGoogleのレビューでは、丁寧で好感が持てたこと、説明が丁寧であること、安心して検査を受けられたことなどの意見が掲載されていました。

平日は月〜金まで全て診療可能で、時間は9:00〜12:30、14:30〜19:30となっています。土曜の診療時間は9:00〜12:30、14:30〜17:00で、日・祝日は休診です。

JR総武線東中野駅から徒歩3分、大江戸線の東中野駅から徒歩6分の場所に位置するクリニックです。

阿部いきいきクリニック東中野

おうじ内科・糖尿病クリニック

診療科目は内科、糖尿病内科、漢方内科、小児科で、予約制の健康診断にも対応しています。

糖尿病に関しては1型糖尿病・２型糖尿病・その他タイプの糖尿病いずれも検査・治療が可能で、血糖値測定、HbA1c(NGSP)、尿検査に関しては即時検査が可能です。

食事運動療法、血糖降下薬の治療、GLP-1自己注射、インスリン自己注射治療(インスリン導入も含む)以外にも最新の治療法を積極的に取り入れているクリニックです。

こちらのレビューでは、親切で暖かく適切な治療が受けられたことが記載されていました。

診療は平日が水曜を除く月〜金で、時間は9:00〜12:30、15:00〜18:30となっています。土曜の診療時間は9:00〜12:30のみで、水・日・祝日は休診です。

東中野駅が最寄りではありませんが、隣の中野駅北口より徒歩5分の場所に位置します。なお専用の駐車場・駐輪場はありません。

おうじ内科・糖尿病クリニック

当院について

当院「いたや内科クリニック」も中野区の東中野駅近くにあり、動脈硬化の発端となる糖尿病や高血圧、高脂血症といった生活習慣病および総合内科疾患の検査・治療が可能です。

生活習慣病に関する診療は、風邪症状の患者と時間で分けています。

また、循環器内科専門医および総合内科専門医が担当し、食事生活指導から内服治療、インスリン注射療法まで糖尿病治療全般に対応しています。

糖尿病治療の重要な指標となる血糖値、HbA1c値については院内で結果閲覧まで迅速に実施できます。

主な診療科目は、内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、糖尿病内科、アレルギー内科、予防接種、生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群、自費診療、往診応需です。

健康診断も受けることができ、糖尿病の検査の他にも迅速な診断および治療方針決定のための心臓超音波、頸動脈超音波、脈波検査などは予約なしでの即日検査も可能です。

JR総武線東中野駅西口から徒歩2分、都営大江戸線東中野駅A2出口から徒歩2分という立地なので、東中野エリアに住んでいなくても電車でのアクセスが便利です。

診療時間は、平日の月〜金曜日が9:00〜12:00と14:00〜18:00、土曜日は9:00〜14:00まで途中休憩なしで診療しています。水曜、日曜、祝日は休診です。

来院やお問い合わせを希望される場合は、こちらの公式ホームページをご参照ください。

また、こちらの記事でも東中野駅近・東中野エリアで糖尿病の治療や検査ができるクリニックについて紹介しています。

東中野駅近・東中野エリアで糖尿病の治療や検査ができるクリニックはこちら|まとめ

• 主に1型、2型に分けられ、それぞれ原因は異なる
• 自覚症状が表れにくい病気であるものの患者に表れることの多い症状はある
• 東中野駅近・東中野エリアにあるいたや内科クリニックでは糖尿病の検査・治療ができる
• 東中野駅近・東中野エリアには他にも糖尿病の診断や治療ができる医療機関がたくさんある

なお高血糖と糖尿病の違いについて知りたい場合はこちらの記事をご参照ください。

また糖尿病の改善や予防方法についてはこちらの記事をご参照ください。