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睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介
2024.06.06
睡眠時無呼吸症候群はSAS(Sleep Apnea Syndrome)とも呼ばれ、夜間に体を休めるための適切な睡眠がとれないことで日常生活や仕事で支障をきたしてしまう病気です。この記事では、睡眠時無呼吸症候群の症状や原因、検査・治療法について解説したうえで、中野区でおすすめのクリニックを紹介します。
睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介|どのような症状が起こるか?
睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介|何が原因か?
睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介|検査・治療法は?
睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介|おすすめのクリニック
睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介|日本睡眠学会と睡眠専門医について
睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介|まとめ
睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介|はじめに
睡眠時無呼吸症候群は「Sleep Apnea Syndrome」を略してSAS(サス)とも呼ばれ、簡単に言うと睡眠時に一定期間無呼吸状態となる症状を指します。
睡眠時に発生するため、1人で睡眠している場合はまず自分が無呼吸になっていることを自覚するのは困難です。
そのため日中に起こる様々な異変を見逃さず、早期に検査や治療することが重要です。
この記事では、睡眠時無呼吸症候群になると現れる睡眠時の症状と、それによって日中に現れる症状について、また原因や検査方法、代表的な治療法について紹介します。
続いて、睡眠専門医のいる「いたや内科クリニック」を含めた中野区で睡眠時無呼吸症候群に対応しているおすすめのクリニックを紹介します。
なお睡眠時無呼吸症候群による交通事故の軽減・防止・安全性の向上を図ることを目的に、平成23年には「SAS対策支援センター」という団体も設立されています。
それだけ社会的な問題にもなりつつある症状ということがわかるでしょう。
この団体について詳しく知りたい方は、こちらのサイトをご覧ください。
睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介|どのような症状が起こるか?
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に無呼吸状態が繰り返される症状です。
この場合の無呼吸状態の定義は「10秒以上に渡って空気の流れが止まった状態」となります。
その無呼吸状態が一般的な睡眠時間である7時間に30回以上、あるいは1時間に5回以上繰り返される場合は睡眠時無呼吸症候群と判断される可能性が高いです。
本来は休息の目的がある睡眠ですが、無呼吸状態が頻発すると酸素が減少し脳や体に負担がかかり覚醒に近い状態となります。
そのため慢性的な寝不足となり、日中に様々な症状が現れるようになります。
代表的な症状としては、起床時の喉の渇きや頭痛、体の重さ、睡眠時間は十分とってるはずなのにすっきりしないといったものが挙げられます。
また日中に強い眠気に襲われる、だるさ・倦怠感がある、集中力が続かない、すぐに疲労が溜まるといった症状も考えられます。
さらに症状が長引くことで高血圧、心血管疾患、糖尿病、脳卒中、メタボリックシンドローム、発育障害といった様々な合併症につながるリスクもあります。
ドライバーの居眠り運転の原因を探っていったところ、実は睡眠時無呼吸症候群だったというニュースを聞いたことがある人もいることでしょう。
睡眠時無呼吸症候群の患者は、健常な人よりも交通事故を起こす可能性が7倍程多いという調査結果もあります。
以上の症状を自覚した際は、早めに睡眠時無呼吸症候群の検査・治療に対応している医療機関を受診することをおすすめします。
なお寝ている間の症状については、基本的に家族やパートナーしか気付くことができません。
もしいる場合は、イビキをかいているか、そのイビキが途中で止まってしばらくすると窒息するような様子を見せたり大きく息を吸い込んだりして再開するか、呼吸が止まっていないか、呼吸の乱れや息苦しい様子、むせるといった症状を繰り返していないか、寝汗をかいていないかという点を注意深く確認してもらいましょう。
睡眠時無呼吸症候群と交通事故の関連性についてはこちらのサイトでまとめられていました。
睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介|何が原因か?
睡眠時無呼吸症候群には「閉塞性」と「中枢性」の2種類があります。
閉塞性では、喉の筋肉がリラックスして舌が筋弛緩することで気道が塞がってしまい無呼吸状態となります。
一方の中枢性では、脳から呼吸の制御をするための適切な信号が送られなくなってしまうことで無呼吸状態となります。
これらの症状は太っている男性に多いというイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実際は性別に関係なく、また痩せている人でも発症する可能性はあります。
体型に関わらず、首が短め、首が太め、首のまわりに脂肪が多い、下顎が小さいまたは小顔である、下顎が後方に引っ込んでいる、歯並びが悪い、舌や舌の付け根が大きめという方はリスクが高くなるということを覚えておきましょう。
生活習慣としては、喫煙・飲酒の習慣(特に寝る前の飲酒)がある、暴飲暴食や食べる量が多いといった場合は注意が必要です。
また高血圧・糖尿病・高脂血症などを患っている場合も睡眠時無呼吸症候群を発症する可能性が高くなります。
発症する傾向についてはこちらのサイトで紹介されていたので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介|検査・治療法は?
治療方法は、問診や検査を経て医師と相談のうえで決定されます。
ここでは睡眠時無呼吸症候群における一般的な検査・治療方法について解説します。
検査について
先に簡易検査をし、睡眠時無呼吸症候群の疑いが見られた場合に精密検査の「ポリソムノグラフィ(PSG)」などに進むのが基本的な流れです。
どちらも自宅でできる検査です。
簡易検査は、酸素低下の症状があるかどうかを確認します。
あらかじめ医療機関から借りた機器睡眠時を取り付け、睡眠時の酸素量の変化や心拍数の変化を調べます。
精密検査は、簡易検査と合わせて脳波も測定します。
睡眠時における1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数を無呼吸低呼吸指数(AHI)として算出し、その値によって睡眠時無呼吸症候群の発症有無とその度合いを調べます。
AHIは5未満が正常、5~15が軽症、15~30が中等症、30以上が重症と判断されます。
治療法について
対処療法と根本療法の2種類に分けられます。
対処療法としてはCPAP(連続陽圧呼吸療法)が有名です。
鼻を覆うマスクを付け、そこに軌道へ空気を送るチューブと付けて無呼吸状態を防ぎます。
CPAPは常時空気を送り続けるタイプと、無呼吸状態を検知した時にだけ空気を送るタイプの2種類があり、患者の状態や主治医の方針によって使い分けられます。
長期間続けることが基本となりますが、副作用・合併症はほとんど出ません。
また自宅で簡単に続けられるというメリットもあります。
もう一つの対処療法としては、マウスピース(口腔内装置)があります。
マウスピースを付けると顎が前に出て、舌が落ちることによる気道の閉塞を防ぐことができます。
CPAPと比べて器具が小さいので持ち運びしやすいものの、重症の場合は効果がありません。
また、形状が自分に合わないと効果も出づらくなるため、歯科などで自分にあったものを作ってもらうこともあります。睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、マウスピースの作成は保険の適用内となるのでご安心ください。
手術によって治療する方法もあります。
手術は、扁桃を切除して喉を広げる「口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)」と、レーザーを使って喉の周りを焼き切り喉を広げる「レーザー口蓋垂軟口蓋形成術(LAUP)」という術式があります。
睡眠時無呼吸症候群における根本治療は特定のものは存在せず、根本原因を取り除くこととしか言えません。
生活習慣が乱れている場合はそれを改善させる、食生活が乱れていればバランスの取れた食事や適度な運動をして暴飲暴食を避ける、喫煙・飲酒の習慣があれば禁煙や禁酒をする必要が出てきます。
寝ている時の姿勢を変えたり、口呼吸する癖がある場合は鼻呼吸するように意識するといった改善が効果的な場合もあります。
また、他の病気・疾患が睡眠時無呼吸症候群を引き起こしていると考えられる場合は、そちらの治療を進めつつ、睡眠時無呼吸症候群に対する対処療法などを実施することとなります。
検査・治療方法についてはこちらのサイトでも解説されていたのであわせてご覧ください。
睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介|おすすめのクリニック
中野区で睡眠時無呼吸症候群の治療や検査をしたい場合におすすめのクリニックを紹介します。
いたや内科クリニック
日本では数少ない睡眠学会認定の睡眠専門医がいるクリニックです。
睡眠専門医については次の項目で詳しく解説します。
いたや内科クリニックの主な診療科目は、内科、循環器内科、糖尿病内科、消化器内科、アレルギー科です。
禁煙外来や各種予防接種、各種健康診断、生活習慣病、睡眠医療(いびき・睡眠時無呼吸)、自費診療(AGA・ニンニク注射・ED治療)、往診応需にも対応しています。
睡眠時無呼吸症候群に関しては、診察を経て、簡易検査から最終的な検査であるポリソムノグラフィーまで施行可能です。
また必要に応じてCPAP治療にも対応しており、歯科との連携による口腔内装置のご紹介もおこなっています。
診療時間は、月〜金曜日が9:00〜12:00と14:00〜18:00、土曜日は9:00〜14:00、水曜、日曜、祝日休診、予約不要で当日の受診も可能となっています。
東中野エリアにあり、JR総武線東中野駅、都営大江戸線東中野駅A2出口よりそれぞれ徒歩2分の場所にあるので交通の便も良いクリニックです。
中野ひだまりクリニック
睡眠時無呼吸症候群に特化した臨床検査技師が在籍しており、簡易版のPSG検査とより精密な検査ができるFull-PSGを導入しているクリニックです。
CPAPでの治療にも対応しています。
電話予約にて外来し、問診・検査、検査結果後に治療が開始されます。
診療時間は、平日の月曜が9:00〜12:30と14:00〜18:00、火・金曜日が9:00〜12:30と14:00〜20:00(14:00〜16:30は予約のみ)、水曜日が9:00〜12:30のみとなっています。
土曜日は9:00〜12:30と14:00〜17:00、日曜日は第2・4・5が9:00〜12:30、第1・3が9:00〜17:00です。木曜日は休診となっており、祝日の診療についてはクリニックホームページでの確認が必要です。
クリニックは、JR総武線の東中野駅、大江戸線の東中野駅、東京メトロ東西線の落合駅よりそれぞれ徒歩4分の場所に位置します。
田中クリニック
院長が日本呼吸器学会専門医というクリニックで、睡眠時無呼吸症候群の診断・治療をおこなっています。
SpO2モニターによるスクリーニング検査で睡眠時無呼吸症候群が疑われた場合は、睡眠時無呼吸症候群による検査に移ります。
診断後はCPAPなどで治療を進めます。
診療時間は、平日月〜金曜日まで9:00〜12:30と15:00〜18:30、土曜日は9:00〜12:30のみとなっています。日曜・祝日は休診です。
なお11:30〜12:30は発熱患者専用の時間帯となっています。
クリニックは、JR総武線の東中野駅、大江戸線の東中野駅、東京メトロ東西線の落合駅よりそれぞれ徒歩4分の東中野ギンザ通り商店街沿いに位置します。
やまぐち内科ハートクリニック
いびき・日中の眠気・高血圧や血糖値コントロール不良に関する相談、睡眠時無呼吸症候群の検査・治療をおこなっているクリニックです。
検査は、自宅での簡易検査にて実施されます。
診療時間は、平日の月・火・金曜日が9:00〜12:00と15:00〜18:00、水曜日が9:00〜12:00と16:00~18:00、木曜日が9:00〜12:00のみとなっています。
土曜日も9:00〜12:00のみで、日・祝が休診です。
クリニックは、西武新宿線の鷺ノ宮駅北口より徒歩7分、西武池袋線の中村橋駅より徒歩15分の場所に位置します。
バスの場合は関東バスの「武蔵丘高校入口」バス停もしくは「鷺宮四丁目」バス停が最寄りとなります。
医療法人社団二人会 クリニカル南台
主な診療科目は、糖尿病内科・消化器内科・呼吸器科・小児科・循環器内科・皮膚科・理学療法科で、禁煙外来や定期健診、各種予防接種にも対応しています。
睡眠時無呼吸症候群に関しては呼吸器科にて診断・治療が可能です。
診療時間は、平日月〜金曜日まで9:00〜12:30と15:00〜18:30、土曜日は9:00〜12:30のみとなっています。日曜・祝日は休診です。
なお11:30〜12:30は発熱患者専用の時間帯となっています。
電車の駅では丸の内線の中野富士見町駅が最寄りとはなりますがやや遠いため、ホームページではJR新宿駅西口バスターミナルから京王バスでのアクセスが紹介されていました。
バスのりばは17「永福町」行き、もしくは「立正佼成会聖堂」行きで、8つ目のバス停「東大付属」が最寄りでバス停からは徒歩2分です。
宮嶋メディカルクリニック
主な診療科目は、内科・呼吸器科・アレルギー科・皮膚科で、在宅訪問にも対応しています。
睡眠時無呼吸症候群に関しては、呼吸器科にて診断・治療が可能です。
検査は簡易検査として自宅でのスリープテストを実施します。
なお治療法についてはホームページ上に詳細がなかったため、電話などであらかじめ確認することをおすすめします。
診療時間は、平日の月〜水曜日が9:00〜12:30と15:30〜18:00、金曜日は9:00〜12:00のみで15:30〜18:00は在宅診療の場合もあります。
土曜日は9:00〜12:00のみで、木・日・祝が休診です。
クリニックは、西武新宿の線野方駅南口より徒歩5分の場所に位置します。なお駐車場は2台分あり、駐輪場もあります。
睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介|日本睡眠学会と睡眠専門医について
日本睡眠学会は1973年に睡眠研究会として発足し、1977年に日本睡眠学会、2009年に一般社団法人日本睡眠学会へ移行しました。
学会は、生理学、生物学、臨床医学、臨床検査学、心理学、工学、看護学、公衆衛生・疫学といった様々な分野の会員を集めて睡眠について学び続け、現在は4,000名ほどの会員が在籍しています。
睡眠研究は記録に残っているものでは1926年が一番初めであり、本格的に研究が開始されたのは1949年頃とされています。
1953年に「レム睡眠」という現象が発見されたことにより研究は飛躍的に進み、1990年代に入るとIT技術が進歩したことで睡眠中の脳血流量の画像研究ができるようになりました。
このことにより徐々に診断方法や治療法も確立されてきましたが、いまだに適切な睡眠がとれていないことによる交通事故などの社会生活上の弊害についてニュースで取り上げられているのが現状です。
このような中で日本睡眠学会は、睡眠学の推進、専門医・専門歯科医制度や専門検査技師制度の整備、保険医療費適正化への働きかけを継続しています。
睡眠学会国際連合や米国国際睡眠医学会といった世界の各学会との連携もして国際会議の開催や参加をし、現在は欧米やアジア地区との国際交流も視野に入れています。
睡眠専門医とは?
睡眠専門医は、定められた条件を満たした際に日本睡眠学会に認定される制度で、認定されると学会のホームページ上でも睡眠医療認定一覧として掲載されます。
具体的には「日本睡眠学会総合専門医・日本睡眠学会歯科専門医・日本睡眠学会専門検査技師・日本睡眠学会専門心理師」「日本睡眠学会指導医」「日本睡眠学会専門医療機関、日本睡眠学会登録医療機関」の3つに大きく分類され、それぞれに認定基準が異なります。
睡眠専門医に認定されるためには、医師免許取得から6年間以上、日本睡眠学会会員となってからの3年間以上、日本睡眠学会専門医の指導の下で睡眠医療に関する臨床経験を2年間以上経験、筆記・実地試験・面接試験への合格という条件が定められているので簡単に名乗ることはできません。
睡眠専門医の数は2024年の時点でそう多くはないですが、専門医がいるクリニックではより適切な診断やアドバイス、最新の治療を受けられる可能性が高いので、睡眠時無呼吸症候群で悩んでいる方にはおすすめと言えます。
日本睡眠学会の公式ホームページはこちらです。
睡眠時無呼吸症候群が疑われる時におすすめの中野区のクリニックを紹介|まとめ
最後にこの記事をまとめます。
- 日中に強い眠気や倦怠感を引き起こし、合併症発症のリスクもある
- 体型や性別に関係なく発症し、生活習慣や健康状態もリスク要因となる
- 検査は簡易検査と精密検査の流れで進める
- 治療はCPAPやマウスピース、手術、生活習慣の改善、原因となる病気の治療にておこなう
- 睡眠時無呼吸症候群の治療は、睡眠専門医がいるクリニックがお勧め
自分が睡眠時無呼吸症候群なのか簡単にチェックしたいという方はこちらのページなどのセルフチェックもお試しください。
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