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東中野でインフルエンザワクチンの予防を推奨しています。

2024.09.03

インフルエンザは、日本では冬をメインとして毎年のように流行する病気です。多くの人が予防接種を受けます。この記事では、インフルエンザの症状や流行りやすい時期、ワクチンの効果・副反応について解説したうえで、東中野周辺で予防接種に対応している病院を紹介します。

東中野でインフルエンザワクチンの予防を推奨しています。|はじめに
東中野でインフルエンザワクチンの予防を推奨しています。|インフルエンザの症状について
東中野でインフルエンザワクチンの予防を推奨しています。|インフルエンザが流行る時期は?
東中野でインフルエンザワクチンの予防を推奨しています。|ワクチン接種にはどういう効果があるの?副反応についても解説
東中野でインフルエンザワクチンの予防を推奨しています。|東中野周辺でインフルエンザワクチン接種に対応している病院を紹介
東中野でインフルエンザワクチンの予防を推奨しています。|まとめ

東中野でインフルエンザワクチンの予防を推奨しています。|はじめに

通常の風邪とインフルエンザはどちらも風邪症候群に含まれる病気ですが、インフルエンザは季節性の病気で、高熱など風邪とは異なる症状が出ます。

また、風邪には原因となるウイルスに対する直接的な治療薬はありませんが、インフルエンザには抗インフルエンザ薬があり、今回紹介するような予防のためのワクチン接種もあります。

この記事では、インフルエンザの症状や流行りやすい時期、ワクチンの効果・副反応について解説します。

あわせて、東中野周辺で予防接種に対応している病院も紹介します。

あらかじめインフルエンザの正しい知識を蓄え、流行する季節に備えてみてはいかがでしょうか。

なお、当記事でも解説しますが、こちらでもインフルエンザ注意情報として総合的な内容がまとまっていたためあわせてご覧ください。

東中野でインフルエンザワクチンの予防を推奨しています。|インフルエンザの症状について

インフルエンザの初期症状には38℃以上の高熱、関節痛、筋肉痛、全身の倦怠感、頭痛、食欲不振などがあります。後期には、咳、喉の痛み、鼻水、吐き気などが見られることがあります。

ただしこれらの症状はすぐに現れるわけではなく潜伏期間1〜3日を経て出るため、感染しているという自覚症状がありません。

そのため、その間に他の人にうつしている可能性もあります。

インフルエンザでは高熱が急に出始めるため、風邪とは違うことを判断するきっかけになります。

風邪の場合は発症後の経過が緩やかで、基本的に高熱になることはなく37℃台の微熱でとどまることが多くなり、鼻水・鼻づまりとくしゃみ、喉痛が主な症状となります。

インフルエンザは多くの場合、発症から10日ほどで症状が治ります。

ただし、肺炎やインフルエンザ脳炎といった合併症を発症すると症状が長引く可能性があるため、適切な治療と療養が重要です。

治療法

インフルエンザの治療も風邪と同じく解熱剤などが処方されて安静にするという対処療法となることもありますが、医療機関によっては抗インフルエンザ薬が処方されることもあります。

抗インフルエンザ薬を服用すると、発熱期間が短縮されたり、ウイルスの排泄量が減少したりという効果が現れます。

なお抗インフルエンザ薬は発症から2日以内に服用すると効果が現れやすいと言われています。

診断方法

インフルエンザと診断するためには、専用の検査が必要となります。

経験したことがある人も多いかもしれませんが、鼻に綿棒のようなものを入れて検査をする方法がそれに該当します。

しかし体調に違和感があってすぐにこの検査を受けた場合、陽性が出ないこともあります。これは、発症直後のウィルス量が少ないためです。

そうとはいっても診断が遅くなってしまうと抗インフルエンザ薬の効き目が弱くなってしまうため、もし陰性が出た場合も、症状の改善が見られない場合は早めに医療機関へ相談しましょう。

特に乳幼児や高齢者は重症化させないためにも抗インフルエンザ薬の服用が重要となるため、迅速な診断が欠かせません。

発症から12時間前後で検査するのが適切とされており、精度は60~70%となっています。

最終的には発症の時期や、問診で聞いた症状の結果を総合的に判断して診断されます。

予防法

予防法は基本的に風邪や新型コロナなどと同じです。

こまめな手洗い・うがいはもちろんのこと、アルコール性手指消毒薬を使用することも有効です。

普段から規則正しい生活をする、バランスの良い食事を摂る、適度な運動をするということも重要です。

また、流行している時期はマスクを着用し、極力人混みを避けましょう。マスクは、自分が感染していて咳が出る場合に周りにウィルスを拡散しづらくする効果もあります。

なおインフルエンザが流行する冬の時期は空気が乾燥しやすいですが、乾燥は体の防御機能の低下を招くため、長くいる場所の温度・湿度を適切に管理しましょう。

インフルエンザウイルスは低温を好む傾向にあるため、温度は20~25℃、湿度は50~60%程度に保つと良いと言われています。

そして特にアレルギーなどの受けられない理由がなければ、今回紹介するインフルエンザワクチンの接種を検討しましょう。

なお、こちらの厚生労働省のホームページ内にインフルエンザに関するQ&Aがまとめられていたので、あわせてご覧ください。

東中野でインフルエンザワクチンの予防を推奨しています。|インフルエンザが流行る時期は?

インフルエンザが流行る時期は、なんとなく冬の寒い頃というイメージを持っている方は多いことでしょう。

実際、11月下旬から次第に増えて3月頃までがピークとなる年は多いです。

これには理由があります。

冬は気温・湿度ともに低くなり、乾燥しやすくなります。

そうすると体の防御機能の一つである粘膜の働きが弱まって免疫力が下がるため、ウィルスに感染しやすくなるというメカニズムです。

また乾燥した場所では、くしゃみ・咳で飛散した飛沫が漂いやすくなります。

湿気があると早めに下に落ちるので飛散しづらくなりますが、乾燥しているとそれだけ飛散したウィルスを吸い込む可能性が高くなります。

しかし近年は夏頃にインフルエンザが流行している、集団感染したなどというニュースを聞くこともあります。

感染する条件が冬と変わるというはないですが、夏も室内でクーラーを使うことで温度・湿度が低い状態が出来上がり、感染しやすくなるためです。

また夏バテで免疫力が低下することも一つの要因と言えます。

なお冬のように流行している時期は、風邪のような症状で医療機関を受診するとすぐにインフルエンザの検査が実施されることが多いですが、夏においては夏風邪と診断されてしまう場合もあります。

そのため問診の際には、起こっている症状をできるだけ詳細に伝えるよう心がけることをおすすめします。

また、一般的な風邪を引き起こすコロナと新型コロナウィルスは区別をつけられたのと同様、インフルエンザにもここまで紹介した季節性のものと、新型に分類されるものがあります。

新型には、季節性と抗原性が大きく異なり、多くの人が免疫を獲得していないため、感染が拡大しやすくなったり、重症化しやすくなったりということが起こります。

季節性に比べて消化器の症状が出る傾向にあるものの、これまでの新型インフルエンザに対する治療法は、基本的に季節性と同様に抗インフルエンザウイルス薬の服用や対処療法によっておこなわれます。

毎年のインフルエンザの流行状況については、国の機関や各自治体のホームページなどで公表されているため、特に注意が必要な職業についている人は早めにチェックしておきましょう。

2023-2024年シーズンにおける東京都の流行状況については、こちらのページに情報がありました。

東中野でインフルエンザワクチンの予防を推奨しています。|ワクチン接種にはどういう効果があるの?副反応についても解説

インフルエンザワクチンに期待できる効果としては、感染しても症状を抑えることや、症状があっても重症化を防ぐことが挙げられます。

予防接種によって感染自体を防ぐことができるわけではないので注意してください。

それでもワクチン摂取をした健康な人の70~90%程度が発症を防ぐことができ、高齢者に至っては約80%程度の死亡を抑止するという調査結果もあるので、推奨できる予防法と言えます。

インフルエンザワクチンの接種後は効果が現れるまでに2週間程度かかるため、流行する前に済ませておく必要があります。

そのため、毎年10月頃から受付を開始する医療機関が多い傾向にあります。

また成人の接種回数は1回ですが、子供においては、生後6か月以上〜12歳で2回の摂取が必要で、1回目と2回目の期間は2〜4週間程度あけることが推奨されているため、回数も考慮した上での予約が必要です。

効果のある期間はおよそ3〜6ヵ月程度であるため、1シーズンは再接種が不要となります(上述の通り生後6か月以上〜12歳は2回)。

また、昨年摂取したとしてもインフルエンザには様々な型があり、毎年流行る型に対応できるワクチンを提供しているため、毎年受けないと効果はありません。

ワクチン接種のデメリットはないの?

他のワクチン同様、副反応が現れる可能性があることは頭に入れておかなければなりません。

なお、副作用と副反応は同じような意味を持ちますが、病気を治す作用とは異なる期待しない作用が薬によって起こったものを副作用、ワクチン接種によって起こったものを副反応と呼びます。

インフルエンザワクチンによる副反応として考えられるのは、接種した部位の赤み・腫れ・痛み、インフルエンザが発症したかのうような発熱・頭痛・倦怠感、腹痛・下痢などです。

また、ごく稀にアナフィラキシーショックを起こす場合もあります。

一度インフルエンザワクチンによってアナフィラキシーショックを起こしたことのある人は、重篤な症状が起こる危険性があるため今後も接種はできません。

さらに、インフルエンザワクチンには微量の鶏卵由来成分が含まれているため、鶏卵・鶏肉にアレルギー反応が出る人は、ワクチン接種によってアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

接種を希望する人は、あらかじめアレルギーがあることを医師に伝えて判断を仰ぎましょう。

小児のインフルエンザワクチン接種については、こちらでまとめられていたので、あわせてご覧ください。

東中野でインフルエンザワクチンの予防を推奨しています。|東中野周辺でインフルエンザワクチン接種に対応している病院を紹介

インフルエンザワクチンによる予防を実施している東中野周辺の病院を紹介していきます。

阿部いきいきクリニック東中野

発熱・かぜ症状外来は込み合わないように、WEBまたは電話での完全予約制となっている病院です。

予約でしっかり管理されているため、他の患者との接触を最小限に止めることができるだけではなく、オンライン診療も可能となっています。

またコロナなどの感染症の観点から、発熱や咳、咽頭痛などの症状で受診する場合は一般の待合室とは別にある感染待合が案内されます。

インフルエンザワクチンの予防接種は、流行の時期より前から予約が開始されます。

希望する場合は、ホームページのお知らせを確認の上で必要な手続きをしてください。

外来の診療時間は水曜を除く月〜金曜日までが9:00~12:30、14:30~19:30、土曜日は9:00~12:30、14:30〜17:00、水・日・祝日が休診となっています。

なお水曜日はオンライン診療のみ9:00~12:30、14:30~17:00で受診可能です。

JR総武線の東中野駅東口から徒歩3分、大江戸線の東中野駅から徒歩6分の場所に位置します。

阿部いきいきクリニック東中野

東中野 セント・アンジェラクリニック

内科・循環器内科・呼吸器内科を診療科目とするクリニックで、各種予防接種やコロナ後遺症外来、花粉症の舌下免疫療法、健康・美容系の自由診療にも対応しています。

現時点で確認できる情報によると、インフルエンザワクチンの予防接種は10/1~1/31で受け付けており、希望がある場合はコロナワクチンとの同時摂取も可能とのことでした。

診療時間は、平日が9:00〜12:30と15:00〜18:00、土曜日は9:00〜12:30のみとなっていました。日・祝日が休診です。

JR各線の東中野駅東口から徒歩6分、東京メトロ落合駅3番出口から徒歩4分の場所に位置します。

東中野 セント・アンジェラクリニック

セイメイ内科

咳や熱のほか、不眠、頭痛、腹痛、動悸、下痢といった様々な症状の診療が可能な内科です。

生活習慣病に関しては薬の処方だけではなく日常生活におけるアドバイスもしてくれます。

西洋医学と東洋医学の長所を生かした診療をしているため、花粉症、アトピー性皮膚炎などにおける漢方での治療にも対応しています。

インフルエンザワクチンの予防接種については、毎年10/1〜翌年の1月末日まで受け付けており、予約は不要とのことです。

診療時間は木曜を除く月〜金曜日まで9:00~13:00、15:00~18:00、土曜日は9:00~13:00のみ、木・日・祝日が休診となっています。

JR東中野駅東口から徒歩6分、地下鉄丸の内線・大江戸線の中野坂上駅から徒歩6分の場所に位置します。

バスの場合は、新宿駅西口より関東バス野方行きか、中野駅ガード下より関東バス新宿駅西口行きの『東中野一丁目』バス停で下車して徒歩0分です。

セイメイ内科

医療法人社団藤和東光会 藤保クリニック

一般内科、糖尿病、甲状腺疾患、生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群、リハビリ診療に対応しており、採血検査、心電図、動脈硬化検査、レントゲン、睡眠時無呼吸検査も可能です。

もちろんインフルエンザワクチンの予防接種にも対応しており、流行時期が近づくと予約が開始されます。

毎年の時期については、クリニックのホームページ上で確認してください。

診療時間は、木曜日を除く平日が9:30〜12:30と14:30〜18:30、土曜日は第1・3のみ9:30〜12:30で対応しています。第2・4・5土曜日と日・祝日が休診です。

JR大久保駅から徒歩5~7分、都営地下鉄大江戸線とJRの東中野駅から徒歩7分の場所に位置します。

藤保クリニック

落合ファミリークリニック

内科、小児科が主な診療科目で、禁煙外来や各種予防接種、受験・入学・入園・就職や海外留学・海外出張における健康診断や企業健診診断書作成などの対応も可能なクリニックです。

内科においては腹痛、咳、発熱、頭痛、インフルエンザ、肺炎、糖尿病、高血圧・高脂血症・肥満といった生活習慣関連、貧血、喘息、肺気腫、不整脈、動脈硬化と幅広く診療できます。

3歳〜大人まで、インフルエンザを含めた各種予防接種にも対応しています。

インフルエンザワクチンの開始時期や必要な手続きについては、電話にてご確認ください。

診療時間は水曜を除く平日が8:30~12:00、14:30~17:30、土曜日は8:30~12:00のみ、水・日・祝日が休診となっています。

東西線落合駅4番出口より徒歩3分の場所に位置します。

落合ファミリークリニック

当院について

もちろんいたや内科クリニックでもインフルエンザワクチンによる予防を実施しています。

ワクチンは、季節性インフルエンザのほか、帯状疱疹、麻疹・風疹、肝炎にも対応しています。

診療時間は、水曜日を除く平日が9:00〜12:00と14:00〜18:00、土曜日は9:00〜14:00で対応しています。水日祝は休診です。

東中野エリアにあり、JR総武線東中野駅、都営大江戸線東中野駅A2出口よりそれぞれ徒歩2分の場所にあるので交通の便も良いクリニックです。

当院について詳しく知りたい方は、こちらの公式ホームページをご参照ください。

東中野でインフルエンザワクチンの予防を推奨しています。|まとめ

最後にこの記事をまとめます。

  • インフルエンザに感染すると、風邪と違って高熱が出ることがある
  • 風邪とは違って原因のウィルスに作用する抗インフルエンザ薬がある
  • インフルエンザの流行は、11月下旬〜3月頃がピーク
  • インフルエンザワクチンを接種すると、発症しても軽症に抑えることができる
  • いたや内科クリニックでもインフルエンザワクチンの接種に対応している

なお、当院のブログにはこちらに様々なワクチン接種に関する記事を掲載しているので、気になるものがある際はぜひご覧ください。

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