東京都中野区の東中野駅周辺で狭心症にお悩みの方へ

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どんな病気?

心臓は胸のほぼ中央部に位置する臓器です。筋肉でできた大きな袋のような臓器なのですがその役割はまさに身体全体のポンプです。拡がったり縮んだりすることで身体全体に血液を送ります。その血液の中に酸素などの栄養が含まれているため人間はその生命活動を維持することが出来るのです。

さて心臓自体はどこから酸素や栄養を受け取っているのでしょうか?心臓も他の臓器と同じように心臓から送り出された血液から栄養を受け取っています。冠動脈という血管が心臓の表面を這っていて心臓の筋肉全体に酸素、栄養を送ります。大事な心臓を栄養する大事な血管なので冠の動脈と言われます。

冠動脈は右冠動脈、左冠動脈前下行枝、左冠動脈回旋枝と3本ありますが、この血管のどこかが動脈硬化によって狭くなり血液の流れが悪くなってしまうのが狭心症です。血流が悪くなれば心臓の筋肉に十分な血液が行きわたらず心臓が痛いと感じます。この状態が狭心症です。

症状としては胸痛の他に、胸が圧迫される、息切れ、肩や歯が痛いと感じる放散痛といったものも認めます。脳梗塞と並んで動脈硬化によって引き起こされる代表的疾患です。比較的状態が安定した安定狭心症、症状が変化しやすく心筋梗塞に移行しやすい不安定狭心症いわれるものもあり早期診断が重要です。

診断方法

専門医による症状聴取で8割の診断がつくと言われています。診察で疑われた後は、基本の心電図検査、冠動脈CT、MRI検査などが行われ、最終的には心臓カテーテル検査が行われます。

治療方法

薬物療法が基本になりますが、不安手狭心症や状態によっては心臓カテーテル検査で狭くなった血管を風船やステントと呼ばれる金属の筒で広げる冠動脈形成術と呼ばれる治療が行われるのが一般的です。