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東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策
2024.12.20
世界中で流行した新型コロナウイルスは、次第に弱毒化して治療法も出てきたものの、完全に消滅したわけではありません。この記事では、改めて新型コロナについて振り返り、東中野でおすすめのコロナウイルスに対応しているクリニックを紹介していきます。
東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策|コロナウイルス振り返り
東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策|症状について
東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策|検査と治療法について
東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策|コロナウイルスに感染しないための予防法
東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策|コロナウイルスに感染した際におすすめのクリニックを紹介
東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策|まとめ
東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策|はじめに
2020年から何年にもわたって世界中で流行し続けた新型コロナウイルスは、2023年5月8日にようやく5類感染症に移行されました。
移行時には弱毒化して治療法も確立してきており、その後も2024年12月現在までに流行の波はあるものの、重大な感染が発生している状況はありません。
しかし新型コロナウイルスが完全に死滅したわけではなく、今後も誰もが感染する可能性は十分にあります。
この記事では、今一度新型コロナウイルスに感染した際の症状や治療法、予防法について振り返ったうえで、東中野でおすすめのコロナウイルスワクチンや治療に対応しているクリニックを紹介していきます。
新型コロナウイルスによる症状が見受けられるのでクリニックを受診しようとしている方、今後感染した際に受診する東中野周辺のクリニックを調べようとしている方はぜひご覧ください。
なお、コロナウイルス自体はそれ以前も風邪の代表的なウイルスの一つとして存在していました。
2020年から流行したコロナウイルスは、それまでの治療法が通用しない全く違う新たなタイプであったため、通称「新型コロナウイルス」と言われています。
記事内では、「新型コロナウイルス」に特化した内容となるため、以降は「新型」の表現を省略することをあらかじめご了承ください。
こちらの国立感染症研究所のページでは、新型を含めたコロナウイルス全般の解説が掲載されていたので、気になる方はあわせてご覧ください。
東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策|コロナウイルス振り返り
コロナと名付けられたウイルス自体は、一般的な風邪ウイルスの一つで、人はこのウイルスに何度も感染して風邪の症状を引き起こしますが、軽症で済むことがほとんどです。
2002年に中国で発生して世界的にも広く拡大した重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)は、上記のコロナウイルスとは異なります。
さらに、2012年にサウジアラビアで発生したコロナウイルスは、中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)と呼ばれ、これも一般的な風邪ウイルスとは異なります。
SARS(サーズ)、MERS(マーズ)という名称がニュースで報じられていたのを記憶している人もいるのではないでしょうか。
2019年の暮れに中国で発生し、これまでにないほど世界的な感染や死亡者を出したコロナウイルスは、SARS-CoV-2というもので、一般的な風邪ウイルス、SARS・MERSとも全く異なるものでした。
そのため、特に日本では「新型コロナウイルス」という名称で呼ばれました。
また、よく見かける表記の「COVID-19」というのは、新型コロナウイルスによる感染症の病名です。
このコロナウイルスは、年が明けた2020年1月に国内で初の感染者が確認され、1月末にはWHOが緊急事態を宣言する事態にまでなりました。
同年2月には、ダイアモンド・プリンセス号の乗客が次々とコロナウイルスに感染していることが発覚し、国内では緊急対応策や基本方針が策定されました。
次々と人の密集するイベントが中止や延期を余儀なくされ、4月には関東をはじめとした大都市で緊急事態宣言が発令されました。
その後、ワクチンの開発が進められながら、緊急事態宣言の発令・解除が繰り返しおこなわれることとなりました。
2021年に入ると、日本も各国に少し遅れをとりながらもワクチン接種が開始され、感染の波や変異種の発生がありながらも後半に入ると治療薬の情報も次第に見られるようになりました。
2022年には、それまで停止していた様々な活動が少しずつ再開を始めるも、いまだコロナウイルスによる感染を警戒したもので、コロナ前の状態というには程遠いものでした。
2022年の暮れから2023年にかけては次第に国内外の行き来も少しずつ再開され、コロナウイルスにおける感染症上の位置付けの変更に関する話題が中心となりました。
そして、様々な不安の声が聞かれながらも、2023年5月8日にコロナウイルスは5類感染症に移行されました。
この移行によって、感染した際の医療費の負担額が多くなったり、それまで国で一律に定められていた登校や出社するタイミングも個人や組織に委ねられるようになったりという状態に変わりました。
当時は多少の混乱こそあったものの、2024年12月の現時点では特に大きな問題となることはなく、コロナウイルスが再び脅威となっている状況もありません。
それでもいまだにコロナウイルスの感染は繰り返されているため、決して軽視できるものではないと言えます。
厚生労働省のサイト内にも、こちらに5類感染症移行後の対応について詳細が掲載されていたので、あわせてご覧ください。
東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策|症状について
コロナウイルス感染による主な症状としては、発熱、喉の痛み、鼻水・鼻詰まり、咳、頭痛、下痢・腹痛、呼吸困難、息切れ、筋肉痛のような体の痛みなどが挙げられます。
また、特徴的なのが味覚・嗅覚の障害です。
現れる症状は風邪やインフルエンザとも共通していますが、味覚・嗅覚が低下するのはコロナウイルスの大きな特徴と言えます。
なお、コロナウイルスは何度もその形を変えて変異種として感染を繰り返していますが、2023年の第9波や2024年の第10波で流行したウイルスに感染した人の中には、喉のイガイガとした違和感や痛みを感じる人が多い傾向にありました。
罹患後症状として、疲れやすさ、筋肉痛・関節痛、睡眠障害や集中力の低下が見られるような後遺症が残ることもあります。
またコロナウイルスへの感染によって、呼吸器系、心血管系の合併症や、血栓塞栓症、炎症性合併症を引き起こす可能性があり、完治が長期化、重症化するリスクもあるため注意が必要です。
コロナウイルスの重症度
新型コロナは症状の重さによって治療法が異なりますが、その程度を決めるのは咳の頻度や熱の高さではありません。
決め手となるのは、呼吸器症状や肺炎の症状の有無です。
咳や熱はあるものの息苦しさなどがない場合は、たとえ高熱が出ていたとしても軽症に分類されます。
息苦しさや肺炎の所見が見られる場合、血液中の酸素量が一定基準より低下している場合に中等症と診断されます。
さらに肺炎の症状が悪化し、自力での呼吸が難しい状態は重症とされます。
なお、中等症にもⅠ、Ⅱがあり、中等症Ⅱの状態では自力での呼吸が困難になっている場合もあります。
酸素飽和状態で示すと、96%以上が軽症、93~96%が中等症I、93%以下が中等症IIとなります。
集中治療室での治療や、人工呼吸器の取り付けが必要な状態は重症です。
こちらのページでは、症状をセルフチェックできるようになっていたので気になる方はお試しください。
東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策|検査と治療法について
ここでは、コロナウイルス感染の一般的な検査方法と治療法について解説します。
検査
新型コロナの流行時は医療機関のほか、臨時施設などを設けてPCR検査・抗原検査が実施されていました。
PCR検査と抗原検査はどちらも感染有無を調べるものですが、PCR検査は少ないウイルス量で検出ができる一方、抗原検査では一定以上のウイルス量が必要となります。
検査結果は抗原検査の方が早く、インフルエンザの検査にもこちらの方法が採られることが多いです。
最近は検査キットが薬局やドラッグストアで売られているため、それらを購入して自分で検査することもできます。
様々な商品がありますが、研究用ではなく国の承認を受けているキットを購入することをおすすめします。もしわからない場合は、薬剤師などに聞いてみましょう。
もちろん、東中野のクリニックでも検査は受けられるので、気になる症状が出ている時は受診しましょう。
ただし、出張などの前に確認のため、無症状で検査を受ける場合は自費診療になる場合もあるのでご注意ください。
治療
新型コロナ流行後しばらくはウイルスに直接作用する治療薬が開発されず、開発されても承認に時間がかかりました。
その間は、感染者の徹底的な隔離が実施されました。
治療においては、重症度によって入院などを適用しながらの対処療法がメインとなっていました。
2024年9月の時点ではさまざまな治療薬が出ており、症状の程度によって使い分けられるようになっています。
なお、軽症の場合は風邪などと同様に、自宅での安静・療養が基本の治療法となり、対処療法として解熱鎮痛剤や咳止めが処方されることが多いです。
重症化が懸念される人には、軽症の段階であっても中和抗体薬や抗ウイルス薬が処方されることもあります。
中等症以上となった場合は入院して酸素を鼻・口から補ったり、さらに症状が重くなった場合は人工呼吸器の利用や、体外式膜型人工肺(ECMO)を使用した治療が施されることもあります。
ウイルスの複製を防ぐ抗ウイルス薬としては、ムデシビルやニルマトレルビル/リトナビルが有名です。
増殖・感染の進行を抑える中和抗体薬としては、カシリビマブやイムデビマブ、炎症などを抑える免疫抑制薬としては、デキサメタゾンやバリシチニブが有名です。
なお、以上は薬品の成分名です。
薬の名称としては、軽症~中等症I程度でゾコーバ錠、重症化リスクがある場合のラゲブリオカプセルやパキロビッドパック、軽症から重症まで幅広く適用できる点滴薬のベクルリーなどがあります。
こちらのサイトでは、コロナウイルスの治療薬についてまとめられているのであわせてご覧ください。
東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策|コロナウイルスに感染しないための予防法
風邪・インフルエンザ・コロナウイルスによる感染を予防する方法はいずれも共通しています。
ウイルスが流行している時は、3密(密閉・密集・密接)を避ける、外出時はマスクを着用する、外から戻ってきた際は手洗い・うがいを欠かさずするなどが対策として挙げられます。
また、普段から規則正しい生活やバランスの良い食生活、適度な運動を心がけて免疫を高め、健康なからだづくりをすることも重要です。
第5類感染症への移行後の対策は個人の判断に委ねられているため、重症化リスクのある方や、特に感染に注意しなければいけない場所に行く場合の判断は、自身で慎重におこなう必要があります。
なお、コロナウイルスのワクチン接種も予防法として有効であり、症状の軽減、重症化の防ぐ効果が期待できます。
ただし副反応が出る可能性があり、現在は基本的に自己負担が必要となるため、メリット・デメリットを把握したうえで検討すると良いでしょう。
こちらの記事でもコロナウイルス、インフルエンザウイルス、風邪全ての予防法について触れられていたので、ぜひご覧ください。
東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策|コロナウイルスに感染した際におすすめのクリニックを紹介
東中野周辺で、コロナウイルスのワクチン接種や治療に対応しているクリニックを紹介します。
中野ひだまりクリニック
診療時間内は、随時予約制でのコロナなどによる発熱外来を受け付けている病院です。
予約はホームページ上からでき、事前問診と保険証の登録が必要となっています。
登録ができない場合は、電話での受付も可能です。
なお、PCR検査も即日受けられます。
もちろん熱がなくても咳や、ノドの痛みといった風邪の諸症状がある場合は内科での診察が可能です。
外来の診療時間は木曜を除く月〜日曜日まで9:00~12:30、14:00~20:00、木曜日は休診(訪問診療)となっていて祝日の状況はホームページ上で確認する必要があります。
なお14:00~16:30(土曜は17:00迄)の間は予約での診察のみ可能な時間帯となっている他、第1、3日曜は診療時間が9:00-17:00となっています。
夜は20:00まで、休日も診療しているので仕事がある人でも比較的行きやすいでしょう。
JR総武線、大江戸線の東中野駅から徒歩4分、東京メトロ東西線の落合駅からも徒歩4分の場所に位置します。
田中クリニック
内科、呼吸器内科、アレルギー科を診療科目とするほか、予約制で健康診断等や禁煙外来、予防接種の対応も可能な病院です。
クリニックはバリアフリーに配慮した設計となっており、待合室にAEDが設置されています。
2024/10/1から、23区の高齢者(65歳以上)を対象とした新型コロナワクチン予防接種(JN1)が開始されており、インフルエンザワクチンとの同時接種も可能となっています。
診療時間は、平日月〜金曜日が9:00〜12:30と15:00〜18:30、土曜日は9:00〜12:30のみ、日・祝が休診となっています。
また、11:30〜12:30は発熱外来専門の時間となっており、事前に電話予約が必要となっています。
最新の診療予定はクリニックのトップページで確認しましょう。
オンライン予約も可能となっています。
JR中央線・総武線、の東中野駅西口、 都営地下鉄大江戸線の東中野駅A3出口から徒歩4分、東京メトロ地下鉄東西線の落合駅1番出口から徒歩4分の場所にあります。
東中野糖尿病内科クリニック
内科全般に対応できるクリニックで、生活習慣病(糖尿病・高血圧症・脂質異常症)やアレルギーのほか、オプションドックや予防接種、ダイエット外来、自由診療にも対応している病院です。
予防接種では、新型コロナウイルスワクチンのほか、インフルエンザ、帯状疱疹、子宮頸がん予防のワクチンに対応しています。
ホームページ上からのWeb予約が可能です。
診療時間は火曜を除く月〜金曜日までが9:00~13:00と15:00~19:00(第1、3木曜日は午前休診)、土曜日は9:00~13:00のみです。火・日・祝日が休診となっています。
各線の東中野駅西口から徒歩1分という駅近の場所にあります。
東中野糖尿病内科クリニック
東中野 セント・アンジェラクリニック
内科・循環器内科・呼吸器内科を診療科目とするクリニックで、オンライン診療にも対応しています。
また、漢方やサプリメントを使った治療や、ワクチンなどの予防医療の相談、健康・美容のための食事・レシピの提案や試食会も実施されています。
美容系の自由診療、花粉症の舌下免疫療法も対応可能です。
コロナに関しては、さまざまな症状が見られる後遺症外来にも対応しています。
診療時間は平日の月〜金曜日まで9:00~12:30と15:00~18:00、木・土は9:00~12:30のみ、日・祝日が休診となっています。
JR東中野駅東口から徒歩6分、東京メトロ落合駅3番出口から徒歩4分の場所に位置します。
関東バス(百01)の「東中野区民活動センター」バス停を利用した場合は、そこから徒歩0分です。
医療法人社団 功恵会 武藤耳鼻いんこう科医院
東中野の閑静な住宅街の中にあり、開院から90年と歴史の長い病院です。
診療科目は耳鼻咽喉科のみですが、耳・喉・鼻の幅広い症状のほか、予約制でのインフルエンザ・コロナの発熱外来、花粉症治療にも対応しています。
発熱・風邪症状がある場合やコロナの検査を希望する場合は、事前の電話予約が必要となります。
診療時間は木曜を除く月〜金曜日までが9:30~12:30と16:00~19:00(火曜日は午前休診)、土曜日は午前中のみで9:30~13:00間まで対応可能です。木・日・祝日が休診となっています。
受付開始は診療開始の15分前から、受付終了は診療終了の10分前からです。
JR中央・総武線の東中野駅東口から徒歩2分の場所にあります。
当院について
もちろん、いたや内科クリニックでもコロナウイルスの診療は可能です。
予約不要で当日の受診が可能ですが、患者の方の容態によって順番が前後する可能性もあることはご了承ください。
診療科目は内科・循環器内科、消化器内科・糖尿病内科・呼吸器内科で、ニンニク注射、AGAなどの自費診療や、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査・治療、各種予防接種や健康診断などにも幅広く対応しています。
なお、当院では循環器内科専門医および総合内科専門医が診療に当たっているほか、睡眠時無呼吸症候群の研究医も在籍しています。
診療時間は、水曜日を除く平日が9:00〜12:00と14:00〜18:00、土曜日は9:00〜14:00で対応しています。水日祝は休診です。
また、高血圧・糖尿病などの生活習慣病と風邪症状の診療は時間で分けています。
発熱外来を希望の際は、平日(月、火、木、金)は11:00〜12:00、15:30-17:00、土曜日は10:30〜12:30の間でお越しください。
東中野エリアにあり、JR総武線東中野駅、都営大江戸線東中野駅A2出口よりそれぞれ徒歩2分の場所にあるので交通の便も良いクリニックです。
当院について詳しく知りたい方は、こちらの公式ホームページをご参照ください。
また、東中野でその他のクリニックをお探しの方は、以下リンクも参照してみてください。
東中野駅周辺・新型コロナウイルスの検査/治療薬を処方している病院 /病院なび
中野区、新型コロナウイルスのPCR検査のクリニック・病院 /Doctors File
以下では、東中野を含めた中野区内でコロナウイルスワクチン予防接種に対応している病院が一覧となっていました。
あわせてご覧ください。
令和6年度 中野区新型コロナウイルス感染症予防接種 契約医療機関一覧
東中野のクリニックで安心のコロナウイルス診療と予防対策|まとめ
最後にこの記事をまとめます。
- コロナウイルスは2024年12月時点も引き続き感染リスクがある
- 2023年5月にコロナは5類に移行した
- 発熱や喉の痛みが典型的な症状
- 味覚・嗅覚の障害が現れることもある
- 検査にはPCRや抗原検査がある
- 東中野のクリニックでワクチン接種可能
コロナの情報については、以下記事もあわせてご参照ください。
東中野で駅近くの病院をお探しなら、「いたや内科」
東京都中野区東中野3-8-9 東中野医療ビル2階
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