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東中野で新型コロナの検査ができるクリニックはどこ?
2024.12.24
一般的な風邪ウイルスは特定が困難と言われていますが、新型コロナウイルスは診断するための検査方法があります。この記事では、新型コロナに感染した際の症状や検査方法、予防法について紹介します。東中野で新型コロナの検査ができるクリニックも紹介します。
東中野で新型コロナの検査ができるクリニックはどこ?||新型コロナによる症状と合併症・後遺症
東中野で新型コロナの検査ができるクリニックはどこ?|東中野のクリニックで受けられる新型コロナの検査方法
東中野で新型コロナの検査ができるクリニックはどこ?|新型コロナの予防法
東中野で新型コロナの検査ができるクリニックはどこ?|新型コロナの検査ができるクリニックを紹介
東中野で新型コロナの検査ができるクリニックはどこ?|まとめ
東中野で新型コロナの検査ができるクリニックはどこ?|はじめに
新型コロナは、かつてのように爆発的な流行こそないものの、今も日本に存在しているウイルスです。
ただし世界的な感染が見られた2020年当時と異なるのは、治療法や治療薬があり、ワクチン接種による予防が可能なことです。
東中野にあるクリニック含め、現在も各クリニックでは、新型コロナに対する検査、治療、予防接種がおこなわれています。
この記事では、新型コロナに感染した際の症状や検査方法、予防法について紹介します。
また、東中野やその周辺に住む方に向け、新型コロナの検査や治療、予防接種ができるクリニックも紹介していきます。
新型コロナについて改めて詳しく知りたい方、東中野で新型コロナに対応しているクリニックをお探しの方はぜひご覧ください。
東中野のある東京都の最新の新型コロナ感染状況については、こちらをご覧ください。
東中野で新型コロナの検査ができるクリニックはどこ?|新型コロナによる症状と合併症・後遺症
2024年の夏には、東京におけるコロナの感染者数が何週にもわたって増加する期間がありました。
2024年に入ってからは、オミクロンBA2系統の変異株「KP.3」「LB.1」「KP2.3」が流行していましたが、夏に感染が広がっていたのは「KP.3」です。
また、2023年の第9波や、2024年の第10波で流行した新型コロナは、喉の違和感や痛みが出るのが特徴的でした。
このように、新型コロナはウイルスの形を変えて今も残り続けています。
そのため、インフルエンザや一般的な風邪ウイルスのように、一年を通して感染状況を注視して継続的に予防をする必要があります。
改めて新型コロナウイルスに感染した際の主な症状を振り返ると、発熱、喉の痛み、咳、頭痛、下痢・腹痛などが挙げられます。
これらの症状は、風邪やインフルエンザと類似しており、見分けるのが難しいものです。
しかし新型コロナの場合は、味覚や嗅覚の障害が現れることもあります。
これが風邪やインフルエンザと区別できる症状の一つと言えます。
また、それまでは無症状であったのに、急に重篤な症状を引き起こすということも新型コロナの大きな特徴です。
特に高齢者や慢性呼吸器疾患などの基礎疾患をお持ち方は重症化に対する注意が必要です。
新型コロナは症状の重さによって治療法が異なりますが、その程度を決めるのは咳の頻度や熱の高さではありません。
決め手となるのは、呼吸器症状や肺炎の症状の有無です。
咳や熱はあるものの息苦しさなどがない場合は、たとえ高熱が出ていたとしても軽症に分類されます。
息苦しさや肺炎の所見が見られる場合、血液中の酸素量が一定基準より低下していると中等症と診断されます。
さらに肺炎の症状が悪化し、自力での呼吸が難しい状態は重症とされます。
なお、中等症にはI、IIがあり、中等症IIの状態では自力での呼吸が困難になっている場合もあります。
酸素飽和状態で示すと、96%以上が軽症、93~96%が中等症I、93%以下が中等症IIとなります。
集中治療室での治療や、人工呼吸器の取り付けが必要な状態は重症です。
合併症・後遺症
新型コロナウイルスへの感染によって、呼吸器系、心血管系の合併症や、血栓塞栓症、炎症性合併症を引き起こす可能性があります。
合併症によって長期化や重症化、持病を悪化させてしまうリスクもあるため注意が必要です。
さらに、新型コロナを発症してから数ヶ月経っても何らかの症状が残っている場合は、後遺症(罹患後症状)を発症している可能性があります。
罹患後症状としては、疲労感・倦怠感、関節痛・筋肉痛、胸痛、記憶障害・集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害・味覚障害、動悸・息切れ、下痢・腹痛、睡眠障害などがあります。
新型コロナの重症度については、厚生労働省が公開しているこちらの資料内「重症度分類とマネジメント」にまとめられているのであわせてご覧ください。
東中野で新型コロナの検査ができるクリニックはどこ?|東中野のクリニックで受けられる新型コロナの検査方法
東京都のサイトで掲載されている新型コロナの検査の種類は、行政検査、都の独自検査、自費検査の3つです。
行政検査とは、感染の疑いがある人に対し、保健所の判断の下でおこなうものです。
都の独自検査とは、高齢者施設、医療機関従事者などに対する集中的・定期的検査のことです。
上記2つはいずれも、この記事を執筆している2024年12月時点ですでに終了しているため、現在残っているのは自費検査のみです。
自費検査は、主に以下3つに分類できます。
なお、症状が出ていてクリニックを受診し、医師から検査をすすめられた場合は保険が適用されるのでご安心ください。
PCR検査(核酸検出検査)
ウイルスの遺伝子情報(RNA)を測定することで新型コロナウイルスを検出する方法です。
検体は、鼻や喉から採取したぬぐい液や唾液を用いますが、ウイルスの量が少なくても検出が可能です。
同じPCR検査でも、クリニックによって検体の採取方法は異なります。
鼻をぬぐわれるのに抵抗があるという方は、事前に採取方法を調べておくと良いでしょう。
核酸検出検査には、他にもLAMP法、TMA法というものもありますが、PCR検査が広く普及しています。
抗原検査
ウイルスのたんぱく質(抗原)を測定する検査方法で、「抗原定量検査」と「抗原定性検査」の2種類があります。
抗原定量検査は、抗原定性検査より少ない量のウイルスも検出できます。
一方で抗原定性検査は一定量のウイルス量が必要となりますが、抗原定量検査に比べて早く(15〜30分)検査結果を出すことができます。
また、抗原定性検査は簡易キットで測定することが可能です。
抗原検査は、インフルエンザの検査でも利用されることが多い方法です。
抗体検査
上記2つの検査とは主旨が異なり、血液の採取によって、過去に新型コロナウイルスに感染して抗体が作られているかを調べる検査です。
そのため、検査する時の感染の有無を調べることはできません。
WHOでも診断を目的として抗体検査を単独で用いることは推奨しておらず、疫学調査などで活用できる可能性があります。
クリニックを受診して新型コロナウイルスの感染が疑われた場合や、濃厚接触者の感染を確認する場合には、PCR検査、抗原検査のどちらかが用いられます。
また、例えばある施設などの範囲で症状が出ている人、症状は出ていないものの事前に確認しておいた方がよい人に対して迅速な検査を実施する場合は、抗原検査が用いられる可能性が高いです。
ワクチン接種の有効性の確認や、単純に過去の感染履歴を調べたい場合は抗体検査が実施されます。
最近は検査キットが薬局やドラッグストアで売られているため、それらを購入して自分で検査することもできます。
様々な商品がありますが、研究用ではなく国の承認を受けているキットを購入することをおすすめします。もしわからない場合は、薬剤師などに聞いてみましょう。
もちろん、東中野のクリニックでも検査は受けられるので、気になる症状が出ている時は受診しましょう。
ただし、出張などの前に確認のため、無症状で検査を受ける場合は自費診療になる場合もあるのでご注意ください。
日本薬剤師会のサイトでは、新型コロナ検査キットを取扱っている薬局の情報がまとめられていたので、気になる方はあわせてご覧ください。
東中野で新型コロナの検査ができるクリニックはどこ?|新型コロナの予防法
風邪・インフルエンザ・新型コロナはいずれも基本的な予防法が共通しています。
流行時は、3密(密閉・密集・密接)を避ける、外出時はマスクを着用する、外から戻ってきた際は手洗い・うがいを欠かさずすることが重要となります。
また、普段から規則正しい生活やバランスの良い食生活、適度な運動を心がけて免疫を高め、健康なからだづくりをすることも重要です。
第5類感染症への移行後の対策は個人の判断に委ねられているため、重症化リスクのある方や、特に感染に注意しなければいけない場所に行く場合の判断は、自身で慎重におこなう必要があります。
もちろん、新型コロナワクチンの接種も予防に効果的です。
ただし、第5類感染症に移行してからは自己負担額が多くなっているので、予防接種を受けることによるメリット・デメリットを比べたうえで検討しましょう。
2024年10月からは新型コロナワクチンの定期接種が開始されており、この場合は自己負担額が安くなりますが、その対象は65歳以上の高齢者と、60歳から64歳までの重症化リスクの高い人です。
以下では、東中野を含めた中野区内でコロナウイルスワクチン予防接種に対応している病院が一覧になっているので参考にしてください。
令和6年度 中野区新型コロナウイルス感染症予防接種 契約医療機関一覧
令和6年度の中野区における新型コロナウイルスワクチン定期接種については、こちらに情報が掲載されています。
東中野で新型コロナの検査ができるクリニックはどこ?|新型コロナの検査ができるクリニックを紹介
東中野やその近辺で、新型コロナウイルスの検査やワクチン接種、治療が可能なクリニックを紹介します。
中野ひだまりクリニック
診療時間内は、随時予約制でのコロナなどによる発熱外来を受け付けている病院です。
予約はホームページ上からでき、事前問診と保険証の登録が必要となっています。
登録ができない場合は、電話での受付も可能です。
なお、PCR検査も即日で受けられます。
もちろん熱がなくても咳や、ノドの痛みといった風邪の諸症状がある場合は内科での診察が可能です。
外来の診療時間は木曜を除く月〜日曜日まで9:00~12:30、14:00~20:00、木曜日は休診(訪問診療)となっており、祝日の状況はホームページ上で確認する必要があります。
なお14:00~16:30(土曜は17:00迄)の間は予約での診察のみ可能な時間帯となっている他、第1、3日曜は診療時間が9:00-17:00となっています。
夜は20:00まで、休日も診療しているので仕事がある人でも比較的行きやすいでしょう。
JR総武線、大江戸線の東中野駅から徒歩4分、東京メトロ東西線の落合駅からも徒歩4分の場所に位置します。
田中クリニック
内科、呼吸器内科、アレルギー科を診療科目とするほか、予約制で健康診断等や禁煙外来、予防接種の対応も可能な病院です。
クリニックはバリアフリーに配慮した設計となっており、待合室にAEDが設置されています。
2024/10/1から、23区の高齢者(65歳以上)を対象とした新型コロナワクチン予防接種(JN1)が開始されており、インフルエンザワクチンとの同時接種も可能となっています。
診療時間は、平日月〜金曜日が9:00〜12:30と15:00〜18:30、土曜日は9:00〜12:30のみ、日・祝が休診となっています。
また、11:30〜12:30は発熱外来専門の時間となっており、事前に電話予約が必要となっています。
最新の診療予定はクリニックのトップページで確認しましょう。
オンライン予約も可能となっています。
JR中央線・総武線、の東中野駅西口、 都営地下鉄大江戸線の東中野駅A3出口から徒歩4分、東京メトロ地下鉄東西線の落合駅1番出口から徒歩4分の場所にあります。
東中野糖尿病内科クリニック
内科全般に対応できるクリニックで、生活習慣病(糖尿病・高血圧症・脂質異常症)やアレルギーのほか、オプションドックや予防接種、ダイエット外来、自由診療にも対応している病院です。
予防接種では、新型コロナウイルスワクチンのほか、インフルエンザ、帯状疱疹、子宮頸がん予防のワクチンに対応しています。
ホームページ上からのWeb予約が可能です。
診療時間は火曜を除く月〜金曜日までが9:00~13:00と15:00~19:00(第1、3木曜日は午前休診)、土曜日は9:00~13:00のみです。火・日・祝日が休診となっています。
各線の東中野駅西口から徒歩1分という駅近の場所にあります。
東中野 セント・アンジェラクリニック
内科・循環器内科・呼吸器内科を診療科目とするクリニックで、オンライン診療にも対応しています。
また、漢方やサプリメントを使った治療や、ワクチンなどの予防医療の相談、健康・美容のための食事・レシピの提案や試食会も実施されています。
美容系の自由診療、花粉症の舌下免疫療法も対応可能です。
コロナに関しては、さまざまな症状が見られる後遺症外来にも対応しています。
診療時間は平日の月〜金曜日まで9:00~12:30と15:00~18:00、木・土は9:00~12:30のみ、日・祝日が休診となっています。
JR東中野駅東口から徒歩6分、東京メトロ落合駅3番出口から徒歩4分の場所に位置します。
関東バス(百01)の「東中野区民活動センター」バス停を利用した場合は、そこから徒歩0分です。
おおくら内科
内科・消化器内科に対応している病院で、胃カメラ・ピロリ菌などの検査や各種予防接種、健康診断、花粉症の舌下免疫療法にも対応しています。
発熱・風邪症状がある場合は事前の電話連絡が必須で、来院時はマスクの着用が必須となります。
新型コロナワクチンの予防接種は10月から開始されています。
診療時間は、水曜日を除く平日が9:30~12:30と14:00〜17:30で、土曜日は9:30~12:30の午前中のみ対応しています。水日祝は休診です。
JR東中野駅前の商業施設「ユニゾンモール」内にあるため、JR東中野駅からは徒歩1分、地下鉄大江戸線からも徒歩4分の場所にあります。
伊藤メディカルクリニック
内科、循環器内科、糖尿病内科、外科、血管外科、皮膚科、アレルギー科を診療科目とする病院で、禁煙外来やアンチエイジング、ED治療、AGA、各種予防接種、健康診断にも対応しています。
電話やインターネット上からの予約が可能ですが、発熱の際に予約が必須となるようなことはホームページ内に記載されていませんでした。
完全予約制でコロナワクチンの予防接種(12歳以上)にも対応しています。
外来の診療時間は木曜を除く平日が9:00~13:00(受付8:30~12:30 )、15:00~19:00(受付1:4:30~18:30)、土曜日は~17:00まで(受付〜16:30)、木・日・祝日が休診となっています。
JR東中野駅東口、都営大江戸線東中野駅A2口からそれぞれ徒歩8分、西武新宿線の中井駅から徒歩7分、都営大江戸線中井駅から徒歩6分、東京メトロ東西線落合駅から徒歩1分と各路線からのアクセスが良い場所にあります。
当院について
もちろん、いたや内科クリニックでもコロナウイルスの診療は可能です。
予約不要で当日の受診が可能ですが、患者の方の容態によって順番が前後する可能性もあることはご了承ください。
診療科目は内科・循環器内科、消化器内科・糖尿病内科・呼吸器内科で、ニンニク注射、AGAなどの自費診療や、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査・治療、各種予防接種や健康診断などにも幅広く対応しています。
なお、当院では循環器内科専門医および総合内科専門医が診療に当たっているほか、睡眠時無呼吸症候群の研究医も在籍しています。
診療時間は、水曜日を除く平日が9:00〜12:00と14:00〜18:00、土曜日は9:00〜14:00で対応しています。水日祝は休診です。
また、高血圧・糖尿病などの生活習慣病と風邪症状の診療は時間で分けています。
発熱外来を希望の際は、平日(月、火、木、金)は11:00〜12:00、15:30-17:00、土曜日は10:30〜12:30の間でお越しください。
東中野エリアにあり、JR総武線東中野駅、都営大江戸線東中野駅A2出口よりそれぞれ徒歩2分の場所にあるので交通の便も良いクリニックです。
当院について詳しく知りたい方は、こちらの公式ホームページをご参照ください。
東中野でその他のクリニックをお探しの方は、以下サイトもご参照ください。
東中野駅周辺・新型コロナウイルスの検査/治療薬を処方している病院 /病院なび
夕方になって体調に異変を感じた方は、以下をご参照ください。
東中野駅周辺・遅くまで(診察終了が20時以降)診療可能・新型コロナウイルスの検査/治療薬を処方している病院
東中野で新型コロナの検査ができるクリニックはどこ?|まとめ
最後にこの記事をまとめます。
- 新型コロナは、風邪と似た症状以外にも様々な症状を引き起こす
- PCR・抗原・抗体検査が主な検査方法
- ワクチンの定期接種は高齢者向けに開始した
- 予防法としてマスク・手洗いが重要
- 東中野のクリニックで新型コロナの検査が可能
新型コロナについては、以下記事もあわせてご覧ください。
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