東京都中野区の東中野駅周辺で大腸憩室にお悩みの方へ

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どんな病気?

大腸憩室とは、大腸内の腸管内圧が上昇することで大腸の一部が腸管の外側に飛び出した状態です。
体調憩室には先天性のものと後天性のものがありますが、ほとんどの症例が後天性であるといわれています。
主な原因は食生活や加齢による大腸の衰え、そのほか体質や人種、遺伝などがが影響することで発生します。
症状としては下腹部の痛みや下痢、便秘が特徴で、軽い発熱がある場合もあります。
特に右側の下腹部が痛む場合は虫垂炎(いわゆる盲腸)と間違えられやすいため、注意が必要です。

診断方法

血液検査で炎症がないかを調べたり、またエコー検査やCT検査で大腸のどこで炎症があるかや、虫垂炎ではないことを確かめたりします。
大腸憩室があるかどうかを調べるには、内視鏡検査や造影検査(バリウム検査)を行います。
もとより大腸憩室があるとわかっている場合は不要ですが、出血を起こしていてかつその量が多いときは、出血位置を特定するため内視鏡検査を行うこともあります。

治療方法

(大腸憩室炎の治療法)
炎症が軽い場合は、腸管安静(禁食)・抗菌薬の投与などの保存的治療で改善します。
膿瘍(うみがたまる)や穿孔(穴があいてしまうこと)を伴わない憩室炎(憩室炎全体の80~90%)は、腸管安静と抗菌薬投与により70~100%が改善します。
抗菌薬は内服治療で済むこともあれば、入院して点滴治療を行うこともあります。