東京都中野区の東中野駅周辺で胆のう、胆管結石にお悩みの方へ

東京都中野区の東中野駅周辺で胆のう、胆管結石にお悩みの方へ

どんな病気?

胆嚢(胆のう)とは肝臓で作られる胆汁(脂肪の分解する消化液)をためておく臓器で、胆管とはその胆汁が肝臓から十二指腸まで届けられる時に通る管のことです。
胆汁に含まれるコレステロールやビリルビンが結晶となって大きくなると結石と呼ばれ、結石が胆嚢や胆管にできたものを胆嚢結石、胆管結石と呼びます。
胆嚢、胆管結石は症状が出ない時もありますが胆管の出口にできることで痛みを伴うことがあります。
胆管結石によって感染が起きると化膿性胆管炎という胆管全体への感染が起こり、発熱などの症状が起こります。

胆嚢、胆管結石の原因として多いのは偏った食生活(脂っこいものの食べ過ぎ、糖質の多い食事など)による肥満で、そのほかに体質によるものや腸内感染、溶血性疾患、肝硬変などがあげられます。
加齢とともにかかりやすくなる病気から中高年層の発症が多いです。

診断方法

胆嚢、胆管結石の主な診断方法としては画像検査と血液検査があります。
画像検査ではエコー検査(腹部超音波検査)、CT検査、MRCP検査、そのほか内視鏡による検査をすることで胆石の有無や位置、大小を調べます。

治療方法

胆嚢結石の治療方法としては腹腔鏡手術による胆嚢の摘出があります。
胆管結石の場合は胆嚢の摘出に加えて胆管内にある結石を取り出す必要があります。
人によって効果に違いが生じますが、薬を使って胆嚢、胆管にできた結石を溶かす治療方法もあります。